フェイスブックの危険性とは?顔写真を載せるのは危険
友達の近況を気軽に知れ、メッセージのやりとりも簡単にできるFacebook。Facebookのブームは下降傾向にあるものの、ビジネスシーンで利用されたり、未だに根強い人気を誇っています。
プライベートやビジネスでの利用もできるFacebookですが、実は他のSNSよりも危険性が大きいって知っていましたか?
Facebookに潜む危険性を知らないと、思わぬトラブルに巻き込まれることもあるでしょう。
そこで、この記事では一般的なSNSとFacebookの違いを解説し、Facebookの危険性を深掘りします。
Facebookの危険性を下げる方法も解説しているので「Facebookって危なくないの?」と感じている人は、この記事を読めば間違いありません。
【今回の記事でわかること】
- ・Facebookの特徴
- ・Facebookの危険性
- ・危険性を減らす方法
Twitterなどと異なるフェイスブックの特徴
Facebookの特徴は何と言っても、実名制度です。
実名制度により採用しているので年齢や性別、居住地などの個人情報が登録されています。
そのためFacebook上で繋がっていく人脈に関しては、友人だけでなく仕事関連の人間なども含まれてくるという点が他のSNSと異なる点です。
Facebookの弱点は拡散力と検索性の低さです。
投稿をシェアする機能はありますが、表示範囲は公開範囲設定にもよりますがシェアした人の友達までとなっています。
Twitterのようにハッシュタグを使って検索などを行うこともないので、拡散力と検索性が低いです。
検索についてはキーワード検索を行うことも可能ですが、実名での投稿等になるため公開範囲を制限している人が多くなります。
そのため、全体から検索していくのが非常に難しいのです。
Twitterの場合
対してTwitterはどうでしょうか。
匿名で登録しIDとアカウント名は簡単に何度でも変更できますし、他のアカウントの閲覧も鍵をかけられていない限り自由に行えるなどの敷居が低くなります。
そのため、不特定多数の方々とつながりを持つことが可能です。
また、ハッシュタグを使うことで同じ話題を共有し拡散できるという点はTwitterの魅力となっています。
次の項目でFacebookの危険性について迫っていきます。
フェイスブックの危険性は?
実名制を採用しているFacebookですが、危険性はいったいどれくらいあるのでしょうか。
自分の知っている範囲を設定しているので、大丈夫であると考えてしまいますよね。
この項目ではFacebookの危険性について解説をしていきます。
家族や友達の写真流出
Facebookでは、写真を気軽に投稿し共有ができます。
しかし、家族や友人、自分の写る写真をアップロードする際には細心の注意を払う必要があります。
理由としては写真が流出することで、様々なことへ悪用される可能性があるからです。Facebookでは、投稿するごとに公開範囲を設定できるが、設定次第では関係のない人々に見られてしまう可能性が出て来ます。
また、公開範囲の設定をしたとしても繋がっている人間が悪用する可能性も否定はできません。
投稿する際には、リスクを考慮した上で実行してください。
自分のプライベートが筒抜けになってしまう
2つ目の危険性ですが、写真を投稿することでプライベートが筒抜けになることです。
Facebookに投稿した写真やチェックイン情報から、住所や現在の居場所、職場などが推測や特定される可能性があります。
写真を撮影した際に記録される位置情報は、投稿すると勝手に削除されるようになっています。
しかし、写真内に映り込んだ背景や文字情報などから場所が特定されてしまうのです。
さらに普段からチェックイン機能を利用している方だと、行動パターンを掴まれてしまいます。
ストーカーや空き巣などの犯罪へつながっていくかもしれません。
アカウントを乗っ取られるリスク
3つ目にあげる危険性は、アカウントを乗っ取られることです。
FacebookのIDとパスワードが流出し、第三者にアカウントを乗っ取られる可能性があります。
現在はハッキングやコンピューターウイルスなどにより個人情報やクレジット情報、そしてログイン情報が抜き取られる犯罪が増えています。
また、登録する際にメールアドレスを入力する必要があるが、IDと同じものを登録してしまうと簡単に推測可能です。
結果的に、アカウントを乗っ取られる可能性が高くなってしまいますので要注意です。
もしも、アカウントが乗っ取られた場合は繋がっている友達のへのスパムメッセージのを送られたり、詐欺行為を働く可能性があります。
また、Facebookは実名で個人情報を登録しているので、二次被害や三次被害へと発展してしまう点も考えねばなりません。
フェイスブックを狙ったマルウェアも存在する
Facebookは2020年の段階で世界に27.4億人、日本で2,600万人の利用者がいます。
このような利用者が増加しているということは、マルウェアを使う悪意を持つ人間もいるということです。
注意を向けねばならないのが、メッセンジャー機能を経由して感染させる悪質なマルウェアの存在。
2020年夏頃に非常に多くの乗っ取り報告がありました。
さらに、メッセージ内に記載されたURLをクリックさせて、別のインターネットサイトに移動させてマルウェアをインストールさせるパターンもあります。
もしくはFacebookのプラグインを偽装したものも存在しており、利用者の危機管理意識が問われているのです。
次の項目では危険性に対して利用者はどうしたら良いのか解説します。
フェイスブックの危険性を減らすには?
前の項目でじゃ具体例をあげてFacebookの危険性についてでしたが、この項目では危険性を減らす方法について解説をしていきます。
2段階認証は絶対に行う
1つ目に解説するのは、2段階認証です。
2段階認証とは、ログインする際にパスワード入力だけでなく、SMSも利用する認証となります。
Facebookでの2段階認証を有効にしていたことで、ログインIDとパスワードがもしも盗まれた際には不正ログイン防止となるのです。
二段階認証の設定は非常に簡単にできますし、アカウント乗っ取り防止を行うために、設定することをオススメします。
自分・他人に関わらず顔写真をアップしない
2つ目に解説するのは顔などが写る写真をしないことです。
撮った写真は、その場で簡単にSNSへ投稿できるようになっています。
軽い気持ちや勢いで顔写真を投稿することで、写真が悪用される可能性があることを十分に注意してください。
偽アカウント作成や、他の媒体で悪用されたりコラージュに使われる可能性があります。
特に女性は強く注意してください。
他のサイトで悪用されることが多く行われていることに加えて、犯罪被害へ繋がってしまうかもしれません。
公開範囲を限定する
3つ目に解説するのは公開範囲を限定することです。
顔が写っていたり個人情報が記載されたの投稿を行う際には、公開範囲の設定を考えて行いましょう。
細かく公開範囲設定はできるので投稿前には必ず一度、設定を確認してください。
プロフィールを細かく設定しない
4つ目の解説するのは、Fscebookのプロフィールを必要以上に細かく設定しないことです。
プロフィールの記載は最低限の情報だけにしましょう。
最低限に抑えることでログイン時の『秘密の質問』の解答などが第三者に知られる可能性を軽減することができます。
特に気をつけたいのが、生年月日や住所が流出してしまう場合です。
流出したことで銀行などの本人確認を突破されて、犯罪被害になるかもしれません。
現在、Facebookを利用している方は登録情報を確認して、もしも第三者に明らかになっても問題ない情報が登録されているか見直しをしてください。
知らない人から送られてきたメッセンジャーに返信しない
5つ目に解説するのは、知らない人から送られてきたメッセンジャーに返信をしないということです。
メールと同様で、メッセンジャーを利用してURLを送ってくることがあえるので、むやみに開封やクリックを行わないでください。
悪意のある第三者は、無差別に送りつけてきてマルウェア感染を広げようとします。
親しい人から送信されてきたとしても、簡単にURLをクリックはやめましょう。
親しい友人のアカウントが乗っ取られている可能性がありますので、慎重にお願いします。
スパムアプリに気をつける
6つ目に解説するのは、スパムアプリに気をつけることです。
現在は様々なアプリ、インターネットサービスでFacebookのアカウントを利用してログインしている方も多いのではないでしょうか。
アカウントをサイトごとにつくる必要がなく便利になってきましたが、安全なサイトであるのかしっかりと確認した上で利用してください。
登録時には安全でも、突然危険なサイトへとなる可能性もあります。
スパム化してしまったアプリにより、アカウントに影響が出てスパム投稿が行なわれるかもしれません。
もしくはアカウントに登録されている個人情報を抜き取られたりという被害も考える必要があります。
安心や安全と判断しても定期的に確認し、利用しなくなったサイトは退会するなどの管理を行うようにしてください。
まとめ:フェイスブックには思わぬ危険性がある
生活の一部になったFacebookですが、実名利用だからこその危険性が存在することを知ってください。
特に現在は、インターネット上に投稿することが非常に簡単に行えるようになっているので警戒心がなくなってる方が多いです。
油断していると大きな犯罪被害につながる危険があります。
楽しい気持ちのまま勢いで投稿するのではなく投稿して問題ない写真や画像、動画なのかを考えて実行してくださいね。
楽しいSNSで嫌な思いをしないようにお願いします。