スマホを買取に出す際の注意点は?リスクも合わせて解説
現代生活において、仕事やプライベートを問わずに、何をするにもスマホという存在は欠かせないものですよね?
電話やメール、LINEといったコミュニケーションはもちろんのこと、買い物するにも、交流(SNS)するにも、電車乗るにも何でもスマホがあればできてしまいます。
そしてスマホは最新機種が定期的に発売され、最新機種にすることで可能になる機能も日々、増えてきているのです。
皆さんは機種変更する際には、スマホをどうされていますか?下取り?保管?買取り?
今回は、買取りに出す場合の注意点を解説していきます。
この記事さえ読めば、「なにも考えていなかった」という方から「売りたいけど、何をどうしたら良いの?」という方まで、スマホ買取り時の準備・注意点について理解できますよ。
【この記事でわかること】
- ・スマホを買取に出す前の注意点!やるべきことリスト
- ・スマホを買取に出す際の注意点
- ・少しでも高くスマホを買い取ってもらうコツ
スマホを買取に出す前の注意点!やるべきことリスト
皆さんはスマホを買い換える際には、どのような準備をして携帯会社や家電量販店にて変更手続きを行っていますか?
スマホは、常に肌身離さず身につけているような生活必需品であり、個人情報の宝庫です。
今や買い物するにもスマホにクレジット情報と配送先の住所と名前、電話番号などを記入する、相手の連絡先やSNS情報と他人に知られてはいけない機密性の高い情報ばかりが詰まっています。
便利で、なくてはならない存在ですが、逆に言うと管理の仕方次第で犯罪者に狙われやすいということです。
この項目では、スマホを機種変更などで買取りに出す場合の注意点を解説していくので、今後の参考にしてください。
スマホを初期化しておく
最初に、絶対に行っておくべきなのが、スマホを初期化することです。
店頭で売られている時のような状態(工場出荷状態)にしてからスマホは買取りにかけましょう。なぜ、必要かというと、前述したようにスマホには多くの個人情報が詰まっています。
たとえ、ネットの履歴や各サイトのログアウトや利用履歴を削除しようが、情報を引き出す術を悪意ある人間たちは持っているのです。
特に、スマホ買取りとなると本体を分解して再利用ではなく、そのまま表面を綺麗にして再販売ということも考えられます。
もしも、悪意ある人間が、そのスマホを手にしたらどうなるでしょう?
個人情報を抜き取られて犯罪に悪用される可能性が高くなるのです。取り返しがつかない被害も考えられます。そして、影響は自分だけでなく家族や友人にも及ぶでしょう。
このような可能性を潰すためにも、面倒かもしれませんが自分の手で初期化作業を行ってください。
たとえ、お店の店員が行うと言っても、忘れられたりその店員が悪意ない人間とは言い切れません。家族や友人の手を借りてでも自分で初期化を行ってください。
SIMカードは必ず抜いておく
スマホを買取りする場合は、SIMカードの抜き取りも忘れないでください。
SIMカードというのは、ユーザーとスマホキャリアとの契約情報が記載されたICチップのことです。これも個人情報の塊ですので、買取りに出す前には必ず確認しましょう。
スマホのどこに入っているかわからない場合は、機種名でネット検索を行えば、取り出し方を含めてスグに見つかります。
スマホ機種ごとに場所が異なるので注意してくださいね。また、SIMカードを抜くのは本体の初期化後にしてください。
SIMカードを抜いた後の初期化では、うまく初期化が行えていない部分がでてくる可能性があります。
そうなると買取りできず「ジャンク品」扱いとなり、どんなに綺麗な表面で付属品も完璧に揃えていても、買取り金額が大幅に下がることになります。
ここまで準備してきても最後にこれでは、ユーザーにも店にとっても良いことはありません。
スマホを買取に出す際の注意点
スマホを買取りに出す前にすべき準備に関しては、ご理解いただけたのではないでしょうか。
では、次に買取りに出す前に注意すべき点について解説していきます。
スマホの初期化やSIMカードの準備ができたから、買取りOKというわけではないので、この項目も参考にしてください。
脱獄したスマホは買い取ってもらえない
残念ながら、脱獄(ジェイルブレイク)したiPhoneは、Apple社の許容しているものではないため、ほとんどのスマホ買取り業者が買取りを拒否しています。
この脱獄とは、iPhoneの制限がかかっている機能を正当には認められていない方法で解放するものです。
厳密にいうと違法行為には当たりません。しかし、グレーゾーンの行為であり自己責任になります。
また、故障などしても修理に出すこともサポートを受けることもできなくなる行為なのです。
そのようなiPhoneを買い取ったとしてもスマホ業者は売ることもできないですし、メリットが何もないので買取りをしません。
スマホ買取に出せるのは本人名義のスマホのみ
基本的にスマホを買取りに出す場合は、本人確認書類の提出が求められます。
スマホの契約者と買取りを行う人間が同じであることが必要です。犯罪行為を防ぐ目的でこのような手続きを踏まねばなりません。
また、18歳未満の方は買取りを行う場合は、必ず親の同意書も必要になります。
端末代金の支払いが完了しているかを確認する
スマホ本体の料金を分割払いにしている人は多いのではないでしょうか。
スマホは近年、高額化しており、最新機種ならば10万円を超えるのは当たり前のようになっています。分割が残っているスマホを買取りするという場合は、売る前に状況を確認しましょう。
残債が残っている場合は完済してしまうか、そのまま月々払い続ける必要があります。
もしも、未払いになっていたりするとスマホ本体が携帯会社からロックされる可能性が高いです。この状態を「赤ロム」と言います。
こうなると買取りはできませんので、買取り前に必ず自分のスマホの残債状況を確認してからにしてしましょう。
また、状況がわからない場合は契約している携帯会社に確認してください。
少しでも高くスマホを買い取ってもらうコツ
スマホをただ、買取りに出すだけだけでなく、高く買ってもらうには様々な状況が揃うことが必要になります。
この項目では、買取金額をあげる方法について焦点を絞って解説するので、買取り前に自身にスマホの状況を確認してください。
スマホを綺麗な状態にしておく
スマホ本体がキレイな状態であると、買取り金額がアップする可能性があります。
画面やボタン周辺など、細かいところまで綺麗に掃除しておくと全体的な印象が変わるのです。
買取りする店の立場に立って考えると綺麗なものの方が当然、受ける印象が良いですよね。
傷などを隠すことは難しいですが、汚れを拭き取ったりと綺麗に掃除することはできますので、できる限り行うようにしましょう。
付属品も揃えて買取に出す
充電ケーブルなどの付属品はできる限りは揃えておきましょう。
箱や説明書なども揃っていると査定金額へ影響しますので、揃えておいて損はないということです。
機種変更時に売る可能性を考えている方は、初期の付属品を大事にしておきましょう。
まとめ:スマホ買取は事前準備が大切
iPhoneを含めて、スマホは定期的に最新機種が発表されていきます。
そのため、ユーザーの皆さんも定期的に機種変更を行っているのではないでしょうか。携帯会社へ下取りに出す以外にも、スマホ取り扱いショップに売るという選択肢も当たり前になりました。
その際には、今回の記事を参考にして売る準備に入ってください。
準備もせずに売ってしまうと個人情報の塊であるスマホから大きな被害が発生してしまうかもしれませんよ。店側が初期化してくれると言っても、信じられるのは自分だけです。
後悔ないように自身でしっかりと準備した上で、気持ちよく買取りに出しましょう。