windows10への強制アップグレードは回避できる?やり方を解説
皆さんが使っているPCはwindows?mac?どちら派でしょうか。
と言っても世界での普及率を見ると大差をつけてwondowsを利用されている方が多いというデータが出ています。
ちなみに世の中の約80%がwindowsユーザーなのです。
今回は普及率の高いwindows PCのwindows 10へのアップグレード回避について解説していきます。
windows10へのアップグレードは強引なものであり、トラブルが多く発生しました。
アップグレードは回避することは可能なのでしょうか。
【この記事で分かること】
- ・windows10への強制アップグレードは回避できる
- ・windows10への強制アップグレードを無効化する方法
- ・windows10への強制アップグレードに対する生の声
では、最初にwindows10への強制アップグレードについて解説していきます。
windows10への強制アップグレードは回避できる
結論から言うと、windows10へのアップグレードは回避可能です。
winodowsのPCは更新、アップデートが行われる際には自動的に行われてしまいます。
windows10の前の世代となるwindows7はサポート期間が終了しており、8に関しても2023年1月10日には終了予定です。
そのため、windows10へのアップグレードはいつかは避けられない状況にはなってきています。
しかし、windowsのアップグレードは半強制的な自動更新により、windows10では時に様々な不具合が起きています。
そのため、windows7や8のままで使用を続けたいというユーザーが多くいるのです。
では、具体的にアップグレードをどうやってキャンセルするのかを解説します。
windows10への強制アップグレード予定のキャンセル方法
では、windows10へのアップグレード予定のキャンセル方法を手順で解説していきます。
- 1.windowsホーム画面の最下部にある「△」をクリック。
- 2.クリックし表示された中から「windows」をクリック。
- 3.自動アップグレードが設定されている場合には、開始日時が表示されます。
- この予定をキャンセルするため、『ここをクリックすると〜』の『ここ』をクリック。
- 4.アップグレード日時を設定する画面へ移り、『アップグレードの予定を取り消す』をクリック。
- 5. 確認画面で『アップグレードの予定を取り消す』をクリック。
- [Widnows 10を入手する]の画面が閉じ、アップグレードがキャンセルされ完了。
次の項目ではwindows10へのアップグレードをキャンセルではなく、無効化する方法を解説します。
windows10への強制アップグレードを無効化する方法
前の項目ではwindows10へのアップグレードをキャンセルする方法を解説しましたが、この項目ではアップグレード自体を無効化する方法についての解説です。
無効化をする方法をここでは3つ紹介し、確認していきます。
「Windows Update」の更新プログラムを非表示にする
最初に、定期的に表示される更新プログラム自体を非表示にする方法から解説します。
手順としては
- 1.「スタート」、「すべてのプログラム」、「Windows Update」の順番でクリック。
- 2.「Windows Update」が表示されると、「○○個のオプションの更新プログラムが利用可能です」をクリック。
- 3.表示された中から、不必要な更新プログラムを右クリック
- 4.「更新プログラムの非表示」をクリック。
- 5.非表示にするプログラムが確定したら、画面右下の「OK」をクリックで操作完了。
レジストリ編集を使ってwindows10への強制アップグレードを無効化する
次に解説するのは、レジストリ編集を使ってアップグレードを無効にする方法です。
手順としては
- 1. レジストリの設定を変更するファイルをPCにダウンロード。
- 2.ダウンロードしたZIPファイルを解凍。
- 3.ファイルの解凍が終わったら右クリックをして「管理者として実行」をクリック。
- 4.「この操作を正しく終了しました」という表示が2行表示されている事を確認。
- 5.キーを押すと画面が消えますので、PCを再起動して完了。
この方法には注意点があります。
レジストリの編集で不具合が起きる場合がありますので、リスクを理解した上で自己責任の作業を行なってください
「Never 10」を使ってwindows10への強制アップグレードを無効化する
次に解説するのは、『Never 10』というフリーソフトを使ってwindows10へのアップグレードを無効化する方法です。
『Never 10』は、インストール不要のフリーソフトとなります。
手順としては
- 1.『Never 10』セットアップファイルをダウンロード。
- 2.ダウンロードしたセットアップファイルを実行。
- 3.実行したファイルにて表示された中で右下に表示される「Exit」をクリック。
- これで『Never 10』が有効化されました。
- 4.windowsのスタートメニュー内にある「プログラムとファイルの検索」という検索欄に「cmd」という文字を入力。
- 5.表示された「cmd.exe」を右クリック。
- 6.「管理者として実行」を選択。
- 7.>cd %USERPROFILE%\Downloads
- >never10.exe update delete disable
- >exit
- という文字列を入力して、enterキーを押す。
- 8.PCを再起動することで無効化が完了。
手順は多くなりますが、これでアップグレード無効化が可能です。
次の項目では、実際にアップグレードを行なった方々の声を見ていきます。
windows10への強制アップグレードに対する生の声
windows10への強制アップグレードに関しては様々なトラブルが発生しています。
Windows10は生まれた2015年の時からWindows7や8.1を問答無用で強制アップデートする悪行が大問題になったし、その後も度重なる機能更新と不具合の繰り返しでもう「Windows Update」という字面の信用がなくなってしまった。疑ってかかるのがデフォ。名前変えてイメージ払拭したほうがいいかも知れない。
— 師匠@エヴァ済 (@sea_show) May 8, 2021
Windows10の強制アップデートが始まってエライ目にあった。途中で強制終了させて(自己責任でお願いします)休みの前の日に改めてやり始めたら丸1日以上かかってた。 #so954
— 高 血 圧 ボ ー イ (@koketsuatsuboy) April 1, 2021
この他にも、
- ・ネットワークにつながらなくなった
- ・Creators Update後のトラブル
- ・Windowsアップグレードが遅い、終わらない、失敗する
- ・再起動が繰り返し起きて、終了できない
- ・再起動が繰り返し起きて、起動ができない
多くの問題が発生しており、日本マイクロソフト社が見解を示す騒ぎが起きています。
アップグレード後、30日間はキャンセルができるという対応を提示しているが、ユーザーに伝わりきっていないのが現状となっています。
ユーザーの中には朝起きたら勝手にアップグレードされたという意見もでています。
ユーザーの同意なくしてアップグレードというのはユーザーからすれば納得いきませんよね。
加えてアップグレード後の内容に関するトラブルも多く起きているので余計に問題は大きくなります。
アメリカではMicrosoftに対して訴訟を起こした方々もいるくらいです。
まとめ:windows10への強制アップグレードを回避しよう
windows10への強制的なアップグレードで問題が多く起きていることがお分りいただけたのではないでしょうか。
現代の生活で欠かすことのできないPCですので、急にストレスがかかるようになるのであればユーザーの怒りが爆発するのは当然です。
最新のものにしておくというのはセキュリティ的にも今後の技術進歩の上でも大切なこととなります。
しかし、windows10での一件でアップグレードすることで不便になることもあるのだという代表例になってしまっています。
新しい良いものを開発したにもかかわらず、アップグレードを避けることを選択する方々が増えているというのは皮肉なものです。
今回、解説した無効化の手段は有効に活用となれば幸いです。
またMicrosoftがどのような対応をしていくのか注目ですね。