炎上・神対応 2021/03/31 20:00:12

小保方晴子が炎上した理由。Twitterやブログなどネットのコメントを紹介

小保方晴子さんといえば、STAP細胞の騒動により一躍時の人となりました。
『リケジョ』というフレーズが、世の中で大きく取り上げられるようになったのにも、小保方晴子さんの存在は欠かせないのではないでしょうか。

その後、論文の不正が発覚し、基礎科学の表舞台から姿を消します。
現在では、著書を出版し雑誌に記事の連載をするなど、文筆家として活動されています。

2016年1月28日に出版された小保方晴子さんによる手記『あの日』は、ベストセラーとなりました。
手記の中では、STAP細胞をめぐる一連の騒動の渦中となった小保方晴子さんと、メディアとのやりとりを含む周囲との状況を語っており、とても大きな反響を呼びます。

手記にも登場場面がありますが、STAP細胞の論文をめぐる問題で記者会見が行われました。

小保方晴子さんの、会見での発言をみていきましょう。

小保方晴子が炎上した発言と理由

炎上した発言『STAP細胞はあります!』

2014年4月9日に、STAP細胞の論文をめぐる問題で記者会見が行われました。

小保方晴子さんの会見での発言です。

早稲田大学理工学部卒業、早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了、ハーバード大学医学大学院客員研究員、理化学研究所発声・再生科学総合センター客員研究員と研究者として、たいへん立派な経歴を持つ小保方晴子さん。

STAP細胞の騒動は、小保方晴子さんが論文を発表し、大きな反響と称賛を得たことから始まります。

研究者の小保方晴子さんが、かっぽう着姿でする実験映像や、ピンクで統一された私物なども公開され、リケジョのエースと、大々的かつ華やかにメディアで取り上げられました。
その後、論文に不正や、サンプルや遺伝子データ解析などの矛盾等が指摘され、論文撤回にまで追い込まれます。

リケジョのエースのヒロインストーリーは、一転。

博士号の剥奪となりました。

炎上した理由

2014年1月末にSTAP細胞の論文を発表しました。

「リケジョの星」「ノーベル賞級の発見」として一躍時の人となりましたが、さまざまな研究不正の疑義がつぎつぎと発覚していきます。

2014年2月から、理化学研究所やネイチャーが本格的に調査を開始。
その渦中の、小保方晴子さんの釈明会見での発言でした。

世紀の大発見に、日本中が歓喜しました。

しかし、その発見が白紙となると世論は一斉に批判を小保方晴子さんに向けたのです。

当時は、魔女狩りとも言われました。

 

小保方晴子「STAP細胞はあります!発言」に対するコメント

小保方晴子さんが2016年に出版し、ベストセラー『あの日』には読者から多くの手紙やレビューが寄せられました。

2年近い沈黙を破って、突如として世に問われた小保方さんの手記です。

小保方晴子さんを信じていた方も、信じていなかった方も、「この本がきわめて重要な証言だ」という点は一致したのでしょう。

小保方晴子さんの境遇に共感を寄せるコメントや、STAP細胞をめぐる騒動の真相究明を迫るコメントなどさまざまなコメントがありました。

肯定的なコメントと否定的なコメントをご紹介します。

批判的なコメント

小保方さんは手記ではなく、科学論文で自らの正当性を示すべきではないのか

この方は、小保方晴子さんを科学者としてとらえています。
科学者なのだから手記ではなく、科学者として科学的根拠を含めた論文を発表するべきという意見です。

新たな論文が発表できたら、ここまでの騒動にはならなかったでしょう。

 

なぜ本書の中で小保方さんに名指しで非難されている共同研究者らは、何も話そうとしないのか

小保方晴子さんが優秀な科学者だったとして、大きな研究所でここまでの研究を一人でできたのでしょうか。

小保方晴子さんの手記を読むと、たくさんの方が研究に携わったであろうことは読み取れます。
研究には、多額の費用もかかったことでしょう。
論文の矛盾を指摘する方はいましたが、共同研究者たちは何も話さないのは不思議ですね。

 

虚言癖の人物が妄想を綴った本

小保方晴子さんとその手記を全否定する意見です。
ネット社会では、冷静な意見が潰され、極端な意見ばかりが目立っていましますね。

世の中の人には、メディアからの情報しかありません。
だれも真相を知らないので、虚言とも言い切れないでしょう。

 

肯定的なコメント

読み終えると同時に涙があふれました。よく頑張った、生きていてよかったと思いました

手記では、心身共に疲弊し、うつの状態にありがちな自殺願望についても記されています。
体調、食べたもの、見た夢なども出てくるので、同情された方からのコメントです。

読者の心を動かす文章。
小保方晴子さんは、科学の分野だけでなく執筆の才能もありますね。

 

一気に読みました。最後は涙が止まりませんでした。過酷で、理不尽で、救いがありません。あまりの無念さに胸が痛くなりました。

手記には、小保方晴子さんの周囲の誰かが情報をマスコミに逐一リークしていたこと、メディアに連日追い掛け回されたことが書かれています。
騒動の裏にあった場面に同情したコメントでしょう。

『心痛ご察しします』とは、まさに、このことです。

 

この本に書かれている内容に対して、理研・若山さん・ジャーナリストの皆さんはきちんと説明する必要があると思います。その回答が、この本を読んで不信を抱いている大勢の方達を納得させるものでなければ、その大勢の方達は、この本を信じることになるでしょう。僕もその1人です。

小保方晴子さんのことを、少なくとも一度は、日本中が信じたはずでした。
小保方晴子さんが捏造を繰り返し、研究者として名声を得ることだけを考えて行動してきた、どうしようもない悪人なのでしょうか。

第三者が、興味本位に言えることではありませんが、やはり他の当事者の方からもどのようなことがあったか知りたいと思ってしまうのは、この方だけではないですよね。

まとめ

STAP細胞の論文をめぐる問題で行われた記者会見での、小保方晴子さんの発言をご紹介しました。

小保方晴子さんは、釈明会見から、手記『あの日』を刊行されるまで、体調不良もあり、口を閉ざされていました。
小保方晴子さんの肉声を待ちわびていた多くの人々が、手記を読んだ感想やレビューなどのコメントはネット上でも数多く寄せられています。

小保方晴子さんが、かっぽう着を着て研究室で撮影を受けていたときから、誰かがアイドルのような存在で売り出そうとしているのが透けて見えました。
世間は、小保方晴子さんのことを科学者ではなく、芸能人やタレントの枠でとらえてしまったのでしょう。

STAP細胞の論文の捏造などのさまざまな疑惑、恩師の自殺と、栄誉から一転奈落の底に。
果たして、小保方晴子さんの、STAP細胞をめぐる騒動の真相究明がされることはあるのでしょうか。

小保方晴子さんは、グラビア撮影にも挑戦されています。

芸能人とは、言い切れないので位置づけが難しくもありますが、健康に留意されご活躍を期待しましょう。

 

 

 

2019年個人ブログを開始。 Webライターとしてのキャリアもスタートして3メディアほど寄稿を担当させて頂きました。 エンタメ系を得意としており、芸能人に関するメディアへのライティング記事も毎月5件、各5,000文字程度を執筆しています。
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