スマホ依存になりやすい人の特徴は?対策方法なども徹底解説!
スマホ依存とは?
スマホ依存とは常にスマホをもって画面を確認し、操作をしていないと落ち着かない人、スマホを手放せない状態を指します。
例えば以下のような症状があります。
- LINEの返信が来ているか気になり、高頻度でチェックする
- 常にスマホが手元にないと不安
- 食事中もスマホを見る
- 風呂やトイレにもスマホを持ち込む
- 人と話すときにもスマホをチェック
- 歩きスマホ
- 外出中にスマホの充電が0%になると不安
依存症とは、特定の物質の使用や用意が精神的、身体的になくてはならなくなり、自分でコントロールできない状態です。
「スマホ依存」は病気として認定されていませんが、医療機関を受診する人も中にはいます。
スマホ依存症診断
スマホ依存は自分に無縁だと思っていませんか。
そんなスマホ依存度を診断で明らかにしていきましょう!
- スマホで予定していた仕事や勉強をできなかったことがある
- スマホで仕事や勉強に集中できない
- スマホ利用中に手首や首の後ろが痛くなる
- スマホが手元にないとイライラする
- スマホがないと我慢できない
- スマホが悪影響を及ぼしていることが分かっていても使いたい
- スマホのことを使っていないときも常に考えている
- 周囲から「スマホを使いすぎ」と指摘される
- SNSが常に気になってチェックしてしまう
- 思っていた時間よりもスマホを長時間使ってしまう
1~5段階で評価して、31点以上だとスマホ依存症の疑いが高いです。
意外とスマホ依存症が、自分の身近な問題だということがわかりますね。
スマホ依存になりやすい人の3つの特徴
現代人ならなくてはならないスマホですが、使い過ぎは体に悪影響もあります。
そんなスマホ依存になりやすい人の特徴は以下の3つ。
あなたもこんな風にスマホに熱中していませんか?
SNSに夢中
暇さえあればSNSを開いている人は、更新を逃したくないのでスマホ依存になりやすいです。
リアルタイムで更新されるSNSでは、好きな芸能人や、洋服屋さんなどの情報をイチ早くチェックしたい場合に便利です。
ですが、リアルタイムに更新される情報を追いかけ続けてしまうため、スマホを手放せなくなります。
また、いつでもどこでも情報が追いかけられるスマホの特性のおかげでもあります。
スマホは便利だからこそ依存性が高いので、意識的に離れる時間を作らないと、気づいたら依存してしまうことも。
暇な時間が多め
スマホはゲームやSNS、ネットサーフィンなど様々な機能が詰まっているので、暇つぶしに最適です。
やるべきことや趣味など自分の楽しみがなく、暇な時間が多いとその空いた時間にスマホを触ってしまいます。
いつまでも使い続けられるスマホだからこそ、使用時間を決めたり、他に予定を詰め込まないと時間をすべてスマホに注ぎ込んでしまいます。
連絡が気になる
連絡を即レスしたい、早く返してほしいと心配性な人ほどスマホ依存症になりやすいです。
既読スルーに過剰反応する人もいて、連絡トラブルが生じた経験がある人はとくに過敏になっている可能性も高いですね。
そんな背景から連絡を気にしなくてはいけない状況の人は、知らないうちにスマホをみる回数が増えているかも。
子供がスマホ依存症かも?こんな行動に要注意!
スマホ依存症といわれても、自分の子供がスマホ依存症なのか判断がつきにくいですよね。
そんな方は、子供が以下のような行動をしていないかチェックしてみてください。
- LINEが来たらスマホに飛びつく
- 常にスマホを手にしている
- 歩きスマホをしている
- 食卓を囲んでいるときもスマホをもっている
- 起床するとすぐにスマホをみている
- 約束した時間以上にスマホを使っている
スマホに依存してしまう3つの原因
では、なぜこれほどにもスマホに依存してしまうのでしょう。
スマホ依存になってしまう原因を3つ紹介します。
スマホ依存を直したい!と考えている方は原因を改善しないと完治は難しいです。
ぜひ、スマホ依存の原因を明らかにして治癒を目指してください。
また、スマホ依存になりたくない!という方も原因がライフスタイルに生まれないように事前に把握しておくと、気を付けられます。
心の乱れを鎮める
スマホはすぐに誰かと感情を共有できるので、心を落ち着かせる手段として使いがちだからです。
スマホはSNSですぐに友達と繋がれたり、連絡がすぐに取れるのでコミュニケーションの手段に使われます。
落ち込んだ時や悲しい時に、すぐに友人に相談したり、SNSのフォロワーに励ましてもらえて心の乱れが落ち着いた経験はありませんか。
または、SNSで自分が感じている気持ちと同じ考えをしている人に出会えてうれしかった経験もありませんか。
スマホでは簡単にコミュニケーションが取れる分、心を落ち着かせる手段として扱いやすく、1番に使ってしまいがち。
「悲しいことがあったら、フォロワーに話す」「うれしいことがあったらSNSにつぶやく」という流れが習慣化してしまい、知らないうちにスマホ依存になっていることも。
飽きがこない
スマホには、ゲーム、SNS、Youtube、漫画など娯楽が豊富で、飽きても新しいコンテンツを探せる魅力が、スマホ依存を引き起こします。
たとえ新しい情報が公開されていなくても、SNSを開けば更新は止まらず、過去のコンテンツもいつでも閲覧できます。
そんな便利さゆえ、スマホから離れられなくなってしまいます。
快楽が得られる
スマホで撮った写真をSNSに投稿して、いいねがもらえるだけでうれしいですよね。
スマホでは簡単に「うれしい」感情が得られるので、自分を満たす手段に使いがちで依存しがち。
また、フォロワーが増えてもまたうれしく、フォロワーを増やすために努力しますよね。
もちろん楽しんで、適度に行うのは体に悪影響は生まれませんが、いいねやフォロワー数がステータスになると、スマホ依存からは逃げられないでしょう。
スマホ依存にならないための対策
最後に、現代人が陥りやすいスマホ依存を防ぐ方法を紹介します。
スマホ依存は簡単になりやすい分、自分の意識で治すことも可能です。
今、スマホ依存で苦しんでいる人、子供がスマホ依存になるのでは?と不安な方は要チェックです。
ルールを決める
スマホを利用する際は、自分で使用時間のルールを決めると意識的にスマホから離れられます。
子供がスマホ依存になるのでは、と不安な方は使用時間だけでなく、以下のような条件をつけるとより効果的。
- 成績によって使用時間を決める
- 食事中はスマホを預ける
- 課金はしない
また、子供がルールを守らなかったり、意思が弱く不安な方は家族でルールを共有すると守りやすいでしょう。
ルールに子供は反発したくなるので、条件をクリアすると徐々に緩くなるなどゲーム感覚で楽しむのもおすすめです。
アプリ・アカウントを消す
スマホ依存の原因が、明らかにアプリやSNSだと判明している人に効果的です。
ルールでは自分のスマホを使いたい欲が勝ってしまう人には、思い切って消してみると意外といらないことに気づけます。
また、一度アプリを消してしまうと、再度登録したり始めるのは面倒だと感じ、離れられるもの。
勇気はいりますが、思い切って原因を断ち切るとやりたいことが他に見つかるかもしれません。
スマホを物理的に利用できなくする
重症なスマホ依存から立ち直るには、スマホを物理的に利用できない状況にするのもおすすめです。
例えば以下のような方法で、物理的に利用できなくできます。
- スマホの利用時間管理アプリを入れる
- ガラケーに機種変更する
- 解約する
もちろん連絡手段として重要なので、依存症の重症度と必要性を天秤にかけて考えてみてください。
子供がスマホ依存にならないようにルールを決めて利用しよう!
スマホ依存は簡単になりやすい分、自分次第では簡単に予防できます。
ですが、子供がスマホを使う際は、自制心やデメリットを理解できていない可能性が高いです。
子供がスマホ依存にならないように、親がしっかりルールを決めたり、アカウントを管理するなど工夫が必要です。
ライフスタイルに合わせてスマホ利用を考えてみてください。