ぬまっき(誠恵高校)の偏差値は日本一低い?数々の伝説や驚きの授業内容とは?
偏差値が日本で最も低い高校と言われている、「ぬまっき」こと誠恵(せいけい)高校。
これまでたくさんの伝説があり、その入試内容や授業の内容が話題になっています。嘘のものもありますが本当のような内容もあり、一体どこまで本当の内容なのか気になる人も多いですよね。
今回はぬまっき伝説と言われ話題になった、数々の伝説についてまとめてみました。
ぬまっき伝説が話題
ぬまっき(沼津北高校)のコピペ、何割が真実だったのだろうか#インターネット老熊会 pic.twitter.com/bvaVSA4cpe
— ベトイさん (@nJuiNrcuzcgPxbz) July 2, 2022
ネットでは「ぬまっき伝説」と言われる数々の伝説が話題になりました。
ぬまっきの伝説はサイトが流行っていた時期にちょうど広まったため、あっという間にぬまっき伝説として広がっていきました。
その伝説内容は、高校の授業内容とイメージしにくいものばかりでした。
そんなぬまっき高校は、一体どんな学校なのでしょうか。
ぬまっき高校とは?
「ぬまっき」は、静岡県沼津市にある高校で以前は私立沼津北高等学校という名称でした。
学校名:私立沼津北高等学校
住所:静岡県沼津市沼北町2-9-12
偏差値:27
「私立沼津北高等学校」なので、略称で「ぬまっき」となったようですね。
正式名称は「誠恵高等学校」
【誠恵高等学校】
かつて「ぬまっき」とその知名度は全国区で知れ渡った沼津北高校である。語り継がれるぬまっき伝説は枚挙に暇がないが、良くも悪くも2ちゃんねる黎明期にネットで拡散された情報なので真贋は今となっては何とも言えない。現在は校名も改め、普通の高校として存在している。 pic.twitter.com/IhvMcwuLHC
— シークレット™ (@secret_222) May 16, 2021
2023年現在のぬまっきの正式名称は、誠恵高等学校(せいけいこうとうがっこう)。
1950年に設立され、1960年には3つのコースが誕生しました。
①普通コース
②進学コース
③情報処理コース
④芸術コース
その後、ぬまっきはコースの廃止や新たに設立されたものがあり2023年時点では4つのコースがあります。
偏差値27で全国で一番低いといわれる
ぬまっきは、偏差値が27で全国で最も低いと言われている学校です。
特にぬまっきの入試問題については、
「名前を記入しておけば大丈夫」
「入試問題にりんごやみかんが出てきて小学校のテストみたいだった」
「わかりませんって書いても誰でも受かる」
といった内容も広まるようになりました。
授業内容や素行がネットで話題に
ぬまっきーの落書きが異次元 pic.twitter.com/XEFS1Qow2w
— 🎌ガンガゼ中将🎌(掘る♂tea・見てローシュ) (@Taranama_Dayo) April 16, 2022
入試内容も衝撃的ですが、ぬまっきの授業内容や素行についても話題になりました。
国語の授業は漢字の書き取り、算数の授業は九九や分数など高校生らしくない内容ばかり。また暴力事件や校内で傷害事件もあったという噂もあり、地元でもあっという間にぬまっきの噂が広まるように。
さらに、万引きをしたにも関わらずその商品を交換しにお店に行くという信じられない噂も。偏差値が最も低いということでも衝撃的ですが、その授業内容にも衝撃を受ける人が続出するようになりました。
ぬまっきの様子ってどんな感じ?
では実際ぬまっきの様子は、どんなかんじなのでしょうか。
ここからは、ぬまっき高校の学習面についてご紹介したいと思います。
入試内容がとても簡単?
先ほども少しご紹介しましたがイメージ的には小学校の算数ぐらいのレベルであり、
「Aさんはりんごを4つ持っています」
「Bさんに2つ渡したらAさんはいくつりんごを持っているでしょうか」
という内容だったそうです。
しかし、現在のぬまっきは過去問題集が発売されていたり、筆記試験はもちろん面接もあるとのことです。
この噂も本当なのか信ぴょう性はないですが、やはりぬまっきは入試問題がしっかりあるようですね。
ぬまっきへ入るのを嫌がる生徒が勉強を始める?
ぬまっきにはこのように多くの伝説があり、もちろん地元の沼津市でも当時話題になっていました。
ぬまっきは偏差値が低く入試問題も簡単であるため、一見誰でも入りやすいと思ってしまいますよね。
しかし当時のぬまっきは、なんと地元の不良たちでも入学を避けるレベル。
反対にぬまっきは県外からの入学者が多く、地元の不良たちはぬまっきとは違う高校へ進学したそうです。
その理由は当時ぬまっきの伝説がすでに多くの人に浸透してしまったいたため、
「ぬまっきには絶対に入学しない!」と考えた不良が、一生懸命勉強を始めたと噂されています。
授業内容は基礎の基礎から?
ぬまっきの授業内容は基礎中の基礎を勉強することが多かったそうです。
算数であれば九九や分数、英語に関してはなんとアルファベットから始めるという情報もあります。
しかし、現在のぬまっきには進学コースも設立されていて、情報系のコースであれば資格を取得することも可能です。
進学コースでは大学進学を考えている人が多いため、現在のぬまっきは高校生のレベルに合った授業をしていると思います。
大学進学もするようになった?
当時のぬまっきは高校卒業後に進学する人が多かったため、現在のようにコースは設立されていませんでした。
しかし、現在のぬまっきは大学進学する生徒も多いです。特に進学コースに関しては青山学院大学や帝京大学。
芸術コースについては、武蔵野美術大学や多摩美術大学に進学する生徒もいます。
そのためぬまっきに入学する場合はある程度進路について検討しておいて、自分の将来に合ったコースを選択するのが良さそうですね。
名称変更はネットのせい?
ぬまっきの正式名称は沼津北高校ですが、その後学校の名前が変更されています。
名称が変わったのは1999年のことですが、名称が変わった理由についてはネットで「ぬまっき伝説」が広まってしまったためと言う噂も。
ただ名称が変わったあとに誕生した子供や、少し若い世代の子供の場合そもそも「ぬまっき伝説」を知らない可能性もあります。
ネットでぬまっきが広まったため、学校の名称を変更したとも噂されていますが本当のところは謎が多いようですね。
有名なぬまっきの卒業生は?
幕張のファンタジスタ・柿沼友哉 pic.twitter.com/Do7c8xxMNE
— 日本ネモ党 (@SZKIS_LOTTE) October 2, 2022
野球選手として活躍している柿沼友哉選手は、ぬまっきの卒業生です。
ただ柿沼友哉選手は1993年生まれで、2023年時点で30歳。ぬまっきが話題となり名称が変わったのが1999年のこと。
そのため柿沼友哉選手がぬまっきに通っていたのは、ぬまっき伝説が流れていた時代よりも少しあとのようですね。
ぬまっき伝説が多数ある
ぬまっき高校はここまで少しご紹介したように、数々の噂や伝説があります。
ここからは、ぬまっきの伝説についてもう少し詳しくご紹介したいと思います。
3時のおやつの時間がある
ぬまっきには3時のおやつの時間があると言われています。
その理由は、ぬまっきには万引きなど犯罪に手を染めていた生徒も多く空腹を紛らわすことができれば犯罪を減らすことができるというもの。
嘘のような本当の話ですが、実際おやつの時間を作ったところぬまっきは犯罪も減ったそうです。
鉄格子とカメラがある
ぬまっきには鉄格子とカメラがあると言われています。
監視カメラは職員室で見ることができ、ぬまっきにはなんとダミーのカメラがあったという噂も。
犯罪行為はもちろん、いじめや喫煙問題も考慮してぬまっきにカメラをつけていたようですね。。
非行防止のためのバス通学
ぬまっきは駅から徒歩15分という立地にあるので、バスの運行もあったようです。
しかし、驚くことに自転車で通える距離に住んでいてもバスを使用するということ。
こちらも喫煙問題を減らすために、取り入れたと言われています。
特待生制度の噂
ぬまっきには、かつて特待生の制度があったと言われています。
偏差値が低い高校と言われているものの、やはり当時優秀な生徒もいました。
しかし家庭の事情などがあり進学出来ないという生徒には、特待生の待遇で進学させていたという噂も。
本当のような嘘の話ですが、現在は少し変わっているかと思います。
ぬまっきの現状は昔と少し変わってきている
ぬまっきの数々の伝説について、まとめてみました。
入試問題など衝撃的な内容でしたが、現在はやはり少し変化しているようですね。当時はぬまっきの評判などあまり良いものではありませんでしたが、現在のぬまっきは進学コースなどコースの選択も充実。
ぬまっきと聞くと怖いイメージをする人も多いかもしれませんが、実際は普通の高校と大きな変化はないように感じました。
最後までお読みいただきありがとうございました。