クラウドサービスのウイルス対策は?有効なセキュリティソフトなどを徹底解説
現代社会では、インターネットの存在は当たり前になり、サービスがすごい速度で発展を遂げています。クラウドサービスもその一つではないでしょうか。
情報を保管、共有するクラウドサービスの存在によって安心かつ便利に仕事が行えるといったことにも影響していますよね。
しかし、便利な反面、情報が集まるクラウドサービスは悪意ある人間らの標的にもなりやすくなっています。
そのため、セキュリティ対策は非常に重要になってきているのです。
そこで今回は、大事なクラウドサービスのデータを守る方法の解説をしていきます。
この記事さえ読めば、「誰かがやるから関係ない」という方から「クラウドサービスのセキュリティなんて考えたこともない」という方まで、クラウドサービスのセキュリティの重要性がわかりますよ。
【この記事でわかること】
・クラウドサービスをウイルスやマルウェアから守る3つの方法
・クラウドサービスを利用する際の注意点
・クラウド型ウイルス対策セキュリティソフト4選
では、クラウドサービスをウイルスやマルウェアから守る3つの方法から解説していきます。
クラウドサービスをウイルスやマルウェアから守る3つの方法
皆さんはクラウドサービスを利用されていますか?
スマホやパソコンなどのデバイスで得た情報を、ネットワークを通じて管理するクラウドサービスは大変便利で、当たり前のような存在になってきました。
しかし、この情報の詰まったクラウドサービスを狙って攻撃をしてくる悪意ある人間もいるのです。
この項目では、クラウドサービスをウィルスやマルウェアから守る方法を3つに絞って解説して行きます。
クラウドサービスを仕事やプライベートで使用されている方は、対策の一つとして参考にしてください。
リスクを分散する
クラウドサービスは複数の人間がアクセスして利用するものなので、個々がリスクを把握し意識を持って作業に当たることが重要になってきます。
なので、クラウドサービスを利用することで発生する可能性を徹底的に周知することで、ユーザー1人1人が適切に対処できる環境をつくりましょう。
会社によってはPC担当者などを決めてしまい、その人しかリスクを理解しておらず、情報流出などが起きてしまう事案が多くあります。
このようなことの内容にスキルや知識によって変わるなんてことの無いように、全員で共有を行うようにしましょう。
この作業を省いてしまうと、大きなトラブルに発展してしまいますよ。
フリーWi-Fiなどは絶対に使用しない
続いては、フリーWi-Fiなどを使用しないことです。
フリーWi-Fiなどは誰でも簡単に使えるということが魅力な分、逆にいうと誰でも簡単にマルウェアやコンピューターウイルスを仕込むことができるということになります。
そのため、会社のデバイスなどを安易にフリーWi-Fiなどに接続してしまうと、情報流失などの取り返しのつかないことになるかもしれません。
利用するならばリスクをしっかりと理解した上で後悔ないようにしてください。
IDの管理を強化する
最後に、ID管理を強化することです。
IDを社員それぞれに管理させるとなる、流出する可能性も高いということにつながります。
さらに、退職した人のIDの削除ができていなかったりなどリスクも高くなる可能性があるのです。
誰でもログインできて流出できる環境にしておくと、社員の誰かが悪意を持って犯罪に手を染めるという可能性もあるということです。
誰がどのIDを保有していて、何を行っているのかということ把握しておく必要があるということも会社内で共有して起きましょう。
クラウドサービスを利用する際の注意点
クラウドサービスはインターネット経由で情報共有可能となっているため、攻撃対象になる可能性が高く、注意が必要になります。
この項目では、代表的な注意点を2つ解説するので、利用されている方は参考にして利用を続けてください。
通信障害によりデータが消滅するリスク
1つ目に解説するのは、通信障害によってデータが消滅する可能性です。
もしも、利用しているクラウドサービスにて通信障害などのトラブルが起きた際には、クラウドサービスだけでデータ管理をしていると、大事なデータの復活が不可能になるかもしれません。
クラウドサービスを利用する、もしくは、している場合は必ずバックアップを定期的にとるようにしましょう。
クラウドに預けていたデータが外部漏洩するリスク
2つ目にあげるのが、利用しているクラウドサービスが外部攻撃などによって、データが漏洩の事件が発生する可能性です。
どんなにセキュリティが万全のサービスであっても、悪意ある犯罪者たちは技術を進歩させて、新たな攻撃を仕掛けてきます。
そのため、利用する側も様々な状況を想定して、クラウドサービスに預けるデータを厳選して行うことが求められます。
何もかもを預けるとなると、漏洩した際に何もかもを失う可能性があるとうことです。
そして、契約するクラウドサービス事業者のセキュリティや実績などを見比べ、信頼をおける事業者を選択することも重要と言えるでしょう。
これで安心!クラウド型ウイルス対策セキュリティソフト4選
この項目では、クラウド型ウィルス対策セキュリティソフトを4つ解説します。
セキリティ対策として導入の検討材料にしてみてください。
ウイルスバスター クラウド
1つ目の解説するのはウイルスバスタークラウドです。
この商品は、ウイルスやスパイウェアを常時確認していることで感染しいているファイルを自動駆除する機能やPCを起動していない時間を使って、自動でPC内をスキャンする機能を搭載したセキュリティソフト。
不正アクセスを外部から守ったり、ネットワーク経由でのウイルス等の感染からマ守る機能も有しているなど、PCやスマホを保護する機能が多く搭載されている点が魅力です。
対応デバイスはWindows、Mac、Android、iOSとなっています。価格は、1年間の契約で5,720円であり、パソコンやスマホ、タブレットなど最大で3台までインストール可能です。
カスペルスキー セキュリティ
2つ目に解説するのはカスペスキーセキュリティです。
こちらは、クラウド上のデータをハイブリッドプロテクションという機能を使うことで活用し、より精度の高いウイルス検知能力がある商品となります。
自動的にデバシス上のデータのバックアップを取り、ウイルスやマルウェアなどの外部攻撃から守り、情報漏洩を防ぐことのできるソフトウェアです。
対応デバイスはWindowsやMac、Android、iOSとなっています。価格は1年間の契約で5,072円であり、3年契約を結ぶと最大5台までインストール可能です。
ESET インターネット セキュリティ
3つ目は、ESETインターネットセキュリティです。
こちらの商品は、少ないパソコンへの負担と動作の軽快さが特徴のメイドインジャパンのセキュリティソフトとなります。1番の売りにしている点は、セキュアブラウザという機能であり、ログインパスワードやクレジット情報などをキーボードで入力した際に自動で暗号化してくれます。結果的に、重要なデータを自動的に守ってくれるのです。
また、Webフィルタリングやアプリの利用制限機能も搭載しているなど、会社だけでなく家庭でお子様の利用で生じる可能性のあるトラブルも未然に防ぐことが可能です。
対応デバイスはWindowsやMac、Androidとなっています。価格は1年間の契約で7480円です。
ノートン360
最後に解説するのは、ノートン360です。ノートンは、1990年に開発されました。セキュリティソフトという存在を世の中に知らしめた実績のある商品です。
この商品は、ウイルスやランサムウェア、マルウェアだけにかかわらず多くの脅威からの個人のデバイスを保護してくれます。
また、匿名性の高いネットワークを使用することで、個人情報をより安全守ってくれるのです。
対応デバイスはWindowsやMac、Android、iOSとなっています。価格は1年間の契約で7680円であり、3年契約を結ぶと最大3台までインストール可能です。
まとめ:クラウドサービスはセキュリティソフトを使ってウイルスから守ろう
現代では仕事やプライベートを問わずクラウドサービスを使うことが当たり前になりつつあります。
情報を保管、共有することでできることの幅が広がり、大きな役割をこなしていますよね。
しかし、情報が集まるクラウドサービスはリスクもあるということを忘れないでください。
この記事を参考に今一度、利用されているクラウドサービスのセキュリティ面を見つめ直してはいかがでしょうか。