尾木直樹が炎上した理由。Twitterやブログなどのネットのコメントを紹介
“尾木ママ”の愛称で親しまれ、さまざまなメディアで教育評論家として活動している尾木直樹。
また、教育関連の本を多く出版しており子育てに悩む人たちから、「参考になる」「共感できる」とたくさんの支持を得ています。
尾木直樹は、テレビで話している姿をみる限り、優しく穏やかな口調で炎上キャラとは程遠いようにみえます。
“尾木ママ”の愛称がつくほど、優しそうな印象がある尾木直樹はどうして炎上してしまったのでしょうか?
その理由を詳しくみていきましょう。
尾木直樹が炎上した発言と理由
2016年5月、北海道七飯町で7歳の男の子が行方不明になる事件が起こりました。
男の子の両親は、”しつけ”として七飯町の林道で子供を車からおろし、置き去りにしたのです。
置き去りにした数分後、両親が戻ると男の子の姿が見えなくなっていました。
警察、消防、自衛隊も加わり大規模な捜索がおこなわれましたが、数日たっても男の子は見つからず、日本中が男の子の安否報道に注目。
そんな中、尾木直樹氏も男の子の救出を願い毎日のようにブログを更新していました。
炎上した発言「置き去りそのものが真実なのか疑いたくなる」
男の子が林道で行方不明になってから、大規模な捜索がおこなわれたにもかかわらず、数日たっても見つかりませんでした。
そんな中、尾木直樹がブログを更新し「置き去りそのものが真実なのか疑いたくなる」と発言しました。
「男の子の親を犯人あつかいしている?」「いきすぎた発言では?」と炎上する事態に。
その後行方不明から7日たち、世間では男の子の生存を諦めかけるムードが漂っていました。
しかし、置き去り現場から6~7キロほど離れた自衛隊の演習場で奇跡的に発見され、そのニュースに日本中が安堵しました。
男の子が行方不明になってから、安否を心配するブログを更新し続けていた尾木直樹氏も、よろこびのコメントを投稿しています。
よろこびのブログ更新に対して、「親を虐待だ、犯人だと批判しておいて、発見を単純によろこぶとは何事か」という批判の声もあがりました。
一連の炎上騒動で批判をあびたことで、尾木直樹氏はブログで以下のような謝罪をしています。
事件発生当初から
心配のあまり
その時々の大事な問題や率直な心情を毎日のようにブログに綴って来ました「無事発見」の知らせに
歓喜して、読者の皆さんに一刻も早くお知らせしたく
発見の一報も直ぐにコメントしました
これが
・今まで散々親を虐待だと批判しておきながら発見を単純に喜ぶとは何事かー
更に、これまでの批判文言の厳しい表現部分だけ「つなぎ合わせ」てツィッターで広がったようですから、お父さんに謝れという怒りも理解できます。
あまりに発見出来ないことからお父さんのことを本当なのか疑念を抱いたことは完全に行き過ぎ、失礼でした…これは率直にお詫びいたします!
炎上した理由
「置き去りそのものが真実か疑いたくなる」という発言は、「親が犯人なのでは?」「しつけではなく虐待では?」といっているように聞こえます。
子供がいなくなり、懸命に探している両親に対してあまりにも配慮がないのではないか?という声がたくさんあがり炎上につながりました。
尾木直樹「置き去りそのものが真実か疑いたくなる」発言に対するコメント
尾木直樹がブログで発した炎上発言に対して、ツイッターなどネット上では賛否両論さまざまな意見が見受けられました。
批判的な意見、肯定的な意見、どんな意見があったのか実際のコメントをみてみましょう。
批判的なコメント
ネット上では、批判的な意見が多々みられました。
行方不明系のニュース、あまり推測で言うと後で違った場合恥かくのと探している家族の方に失礼だから辞めたほうがいいと思う
10年くらい前のみのもんたや数年前の尾木ママみたいに、まるでこの人が犯人と言わんばかりの推測言っておいて、実は違いましたとか男としても人としても最低だと思う— モノクロネコ🐾@取引兼 (@nadenekoBW) January 29, 2021
犯人扱いの推測をしておいて、やっぱり違いましたというのは人として最低という意見。
尾木ママねぇ…時々ビックリするくらい変なこと言って教育者としての品位を落としてるんですよね。
以前子どもが居なくなったニュースも、親が怪しいとか言っちゃうし、親犯人じゃ無かったし。
— ぽにゃも@りんご (@ponyamo) March 19, 2019
おかしな発言で、教育者としての品位を落としているという意見もありました。
ボクも何度も言ってきたけどトンチンカンな人。こんな資質の無い人が教育評論家を名乗るんだから嘆かわしい。
北海道・男児置き去りで大炎上の“プロブロガー”尾木ママ「100万件批判」発言で激怒ビジネス絶好調!?
https://t.co/nY1STZp8jz— B-CHAN(びーちゃん) (@B_CHAN_KZY) June 8, 2016
トンチンカン、教育評論家の資質がないなど厳しい意見もありました。
肯定的なコメント
批判的な意見があるなかで、肯定的な意見も多く見受けられます。
なんでこんなに尾木ママがこんなに批判されてるの?
親が置き去りとか言ってるけどそれが本当か?って思ってし
下手したら親が子供をやってしまうパターンなんて世の中にはよくあることじゃない?だから尾木ママだけ批判されるのはおかしいんじゃないの?
— ちかこ@ゆうさん神推し (@caster0117) June 20, 2016
親が犯人の事件は、世の中にたくさんあるのにどうしてこんなに批判されるのかわからないという意見。
尾木ママの見解に批判が殺到しているのはなぜなんだ。置き去りって完全に虐待じゃないの?欧米でデカデカと記事になってるのは虐待案件を「しつけ」でとどめておいてる社会背景なんじゃないのか
— ミミガー a.k.a 目黒 (@leon_moguo) June 8, 2016
置き去りは虐待。”しつけ”にとどめておくのはよくないという意見。
いや俺も父親怪しいって書き込んだけどさ、無事に見つかったのを喜んだら不謹慎だと叩くのは違うだろ。これはちょっと周りの人間の心が狭すぎる。
尾木ママ、批判殺到した置き去り騒動に関する発言謝罪「行き過ぎた」 https://t.co/99rE1NJ6As #niconews
— なますてまそ (@namasutemaso) June 5, 2016
批判する人たちは心が狭いのでは?という意見もありました。
まとめ
優しく穏やかな口調で話し、”尾木ママ”の愛称でしられる尾木直樹。
行方不明の子供の安否が心配なあまり、いきすぎた発言をして炎上してしまいました。
批判の声が多くあがる中、擁護する意見も多く見受けられました。
置き去り事件の炎上のあとも、教育評論家として自身の見解を、ブログやインスタやメディアなどを通じて発信し続けています。
今後も教育評論家として、教育のために役に立つことをたくさん発信し続けていただきたいですね。