コラム 2022/11/28 23:22:41

iPhoneのアップデートができない理由は?原因と対策方法を徹底解説!

「iPhoneのアップデートをしたいのに、準備中から進まない」「iPhoneのアップデートができない原因を知りたい」

なんどかアップデートを繰り返したり、試したりしても改善しなければ、iPhone本体やインターネットの環境に原因がある場合がほとんど。

今回はiPhoneがアップデートできない原因と、対処法を具体的に解説していきます。

iPhoneのアップデートができないで困っている方、アップデート中にiPhoneが固まってしまって困っている方は必見です。

iPhoneのアップデートができない原因は?

まずiPhoneのアップデートができないよくある原因6つを解説していきます。

  • ・本体の容量の空きが少ない
    ・ネットの回線速度が遅い
    ・アップデートするiOSにiPhoneが対応していない
    ・バッテーリーの充電が不十分
    ・アップデートのデータが破損している
    ・iPhoneの不具合と故障

    ではひとつずつできない原因を見ていきましょう。

本体の容量の空きが少ない

iPhoneのアップデートができない原因1つ目は、iPhoneストレージ内の空き容量が少ないことです。

iPhoneのアップデートでは新しいデータをiPhoneにダウンロードして行うため、新しいデータが入る場所がないとアップデートできません。

ネットの回線速度が遅い

iPhoneのアップデートができない原因2つ目は、ネットの回線速度が遅い場合があります。

iPhoneのアップデートはインターネット経由で新しいファイルをダウンロードして行われるため、なかなかダウンロードできなく最終的にアップデートもできなくなってしまいます。

インターネット回線の速度は、こちらで調べられるので1Mbps以下なら買い替えを検討したほうがいいでしょう。

アップデートするiOSにiPhoneが対応していない

iPhoneアップデートができない3つ目の原因は、あなたのiPhoneが今回のアップデートに対応していない場合です。

iPhoneアップデートは旧式機種だとどんどん非対応になってしまうのでiPhoneSEくらい古い機種だと対応していない可能性が高いです。

バッテーリーの充電が不十分

iPhoneアップデートができない原因4つ目は、iPhoneの充電不足のこともあります。

iPhone本体の充電を使ってアップデートが行われるので、充電器iPhoneがさしている状態か充電50%以上でないと行えない場合も。

iPhoneアップデートを行う際は、できるだけiPhoneを充電器に接続した状態の深夜などに行うと効率的でしょう。

アップデートのデータが破損している

iPhoneのアップデートができない原因5つ目は、iPhoneに取り込んだデータ自体が破損していて機能しない場合があります。

アップデートしてきたデータが壊れていると、iPhone内に取り込めても適切に利用できないからです。

Wi-Fiの回線が弱かったり、通信速度が遅いなどデータにとって悪い環境でアップデートに挑戦してしまうとデータの破損が進みます。

iPhoneアップデートの際は、強いWi-Fi回線下か早い通信速度の下で行いましょう。

iPhoneの不具合と故障

iPhoneアップデートができない原因6つ目は、iPhone本体の不具合や故障がある場合です。

システムが”アップデートは危険”だと判断して、アップデートが強制的にできなくなるからです。

iPhone端末の画面が割れていたり、変形していたりすると更新できないので、修理や新しい端末への変更をしましょう。

iPhoneアップデートができない時の対策は?

iPhoneアップデートができない時の原因を説明したところで、つづいては対処法を解説していきます。

①データを削除して容量を空ける
②インターネットの速度環境を改善する
③iPhoneを再起動する
④アップデートファイルを再ダウンロードする
⑤iTunesからアップデートしてみる
iPhoneアップデートができない時は、1つずつ試してみて下さい。

データを削除して容量を空ける

iPhoneアップデートができない時は、まずデータ容量不足を疑ってiPhone内のデータを軽くしてあげましょう。

あなたのiPhoneの容量が今どれくらいあるのかは、以下の手順で確認できます。

①「設定」を開く
②「一般」の中にある「情報」を開く
③「使用可能」に表示されている容量を確認する

上記方法でiPhoneの容量が5GB以下なら、アップデートの余裕はありません。

次に解説する方法で容量を広げてあげましょう。

削除方法

iPhoneストレージ内の容量を広げる方法は豊富にありますが、簡単にできる写真や動画の削除がおすすめです。

写真や動画の削除方法はこちら。

①「写真アプリ」を開く
②「ライブラリ」の中にある「すべての写真」を選ぶ
③削除する写真を選んでタップする
④ゴミ箱アイコンをタップ
⑤「写真を削除」をタップ
写真や動画の削除をしても、容量が足りない時は使っていないアプリを消しましょう。
①iPhoneホーム画面を開く
②削除したいアプリを長押しする
③「Appを削除」をタップする
④「削除」をタップ

ネットの環境を改善する

iPhoneアップデートができない時は、時間をおいて行うとできる可能性が高いです。

ネットの利用者が多くて回線が混雑している場合があるため、深夜など利用者が少ない時間帯ならできる場合もあります。

もし時間帯を変えても変化がない場合や、回線が遅い場合は回線を変えるか、ネット回線の買い替えを検討してください。

iPhoneを再起動する

iPhoneのアップデートができない時は、1度iPhoneを再起動すると治る場合があります。

iPhoneに不要なデータが溜まってしまい、動作が重くなっている場合があるからです。

【iPhone再起動の方法】
①電源ボタン+音量ボタンどちらかを長押し
②電源オフにするか聞かれたら、ボタンから手を放す
③電源オフにスライドする
④画面が暗くなるまで30秒ほど待つ
⑤画面が完全に消えたら、再度①と同じボタンを長押しする
⑥りんごマークが表示されたら、手を放す
⑦電源が付くまで1分ほどまつ

アップデートファイルを再ダウンロードする

iPhoneのアップデートができない時は、アップデートファイルに問題がある可能性もあるので再ダウンロードをしてみましょう。

アップデートファイルを再ダウンロードする際は、以下を守ってください。

①Wi-Fiが強い場所で行う
②通信速度が速い場所で行う
③iPhoneが充電器に接続されているOR充電50%以上ある時に行う

アップデートファイルの再ダウンロード方法

iPhoneのアップデートファイルを再ダウンロードするには、以下の手順で行ってください。

①「設定」から「一般」を開く
②「ソフトウェア・アップデート」を選ぶ
③最新のアップデートを選ぶ
④「ダウンロード」をタップ

iTunesからアップデートしてみる

アップデートが始まらない、アップデートが正しくできない時は、iTunesからアップデートしてみると変わる可能性があります。

iTunesからのアップデートするには、パソコンが必要です。

以下の手順で行ってください。

①MacまたはWindowsのパソコンでiTunesを開く
②USB端子を使ってiPhoneとパソコンを接続する
③ツールバーでデバイスのボタンをクリックする
④左側ツールバー「概要」をクリック
⑤「更新プログラムの確認」をクリック
⑥「ダウンロードしてアップデート」をクリック
⑦パスコード入力を行う

iPhoneのアップデートのエラー別の対策を紹介

最後にiPhoneのアップデート中に表示されるエラー別の対策を紹介していきます。

「アップデートをインストールできません」のエラー

「アップデートをインストールできません」のエラーで、iPhoneアップデートができない場合は以下の対処法を確認してください。

①通信速度が良好なWi-Fiに接続する
②iPhoneのストレージ容量があるかを確認
③iPhoneを再起動
④iPhoneを充電器に接続したままにする
⑤アップデートファイルを削除&再アップデート
⑥iTunesでアップデートしてみる

「アップデートを準備中」が続くエラー

iPhone画面に「アップデートを準備中」が表示され続けてしまった時は、なんらかの不具合が生じている可能性が高いです。

アップデートファイルが大きい場合は、アップデート自体に時間がかかることもしばしばあります。

しかし1時間以上待ってもなかなか画面が変わらない場合は、以下の対処法を行ってください。

①アップデートファイルを削除&再アップデート
②iPhoneのストレージ容量があるかを確認
③iPhoneを再起動
④iPhoneを充電器に接続したままにする
⑤ネットワーク接続速度が良好かを確認する
⑥設定アプリを強制終了&再アップロード

「アップデートを要求しました」から進まない

「アップデートを要求しました」から進まないでiPhoneアップデートができない場合は、以下の対処法を確認してください。

①ネットワーク接続速度が良好か
②iPhoneの容量に空きがあるか
③iPhoneの充電が50%以上あるか
④iPhoneを強制再起動

「アップデートを確認出来ません」のエラー

「アップデートを確認出来ません」のエラーで、iPhoneのアップデートができない時は以下の対処法を試してみてください。

①ネットワーク通信速度が良好か
②iPhoneの容量に空きがあるか
③アップデートファイルを削除&再アップデート
④アップデートに時間がかかっているだけなので待つ
⑤サーバー不具合のため時間を空けてから再アップデート

「アップデートを検証できません」のエラー

「アップデートを検証できません」のエラーで、iPhoneのアップデートができない時は以下の対処法を試してみてください。

①アップデートファイルを削除&再アップデート
②ネットワーク接続速度が良好か

iPhoneアップデートに関するよくある質問

iPhoneアップデートをしていないと壊れる?対象外は?

iPhoneのアップデートをしないと、サポートが受けられなくなります。

サポート対象外のiPhoneは、新しいウイルスやスパムに感染しても気づけなくなり最悪の場合はデータを失うことも。

iPhoneアップデートはできる限り行い、旧機種でできない時はiPhoneの買い替えを検討してください。

iPhoneアップデートの最新バージョンはいくつ?

iPhoneアップデートの最新バージョンは16.1.1です。

まだアップデートをしていない方は早めに行いましょう。

iPhoneアップデートは何時間かかる?

iPhoneアップデートには30分~最大60分かかります。

iPhoneアップデート中はiPhoneの操作ができなくなり、充電も使うので充電器に接続したまま、寝ている間に行うといいでしょう。

原因解明してiPhoneのアップデートを最新にしよう

iPhoneアップデートができない原因は、さまざまありますが大きく分けて7つ。

全てを確認&改善してもできない場合は、iPhoneの修理や買い替えを検討したほうがいいでしょう。