コラム 2021/07/01 17:03:58

macのOS『yosemite』におすすめのセキュリティソフト5選

パソコンという存在は現代生活において、仕事とプライベートを問わずに生活から切り離せない存在と言っても過言ではないでしょう。

その中で、皆さんはパソコンのOSについて考えて使用されていますか?

職場や家庭では誰かがやってくれている、アップデートが来たら適当にしているなどの方も多いのではないでしょうか。OSについてもしっかり理解しておかないと取り返しがつかない被害が発生するかもしれませんよ。

 

そこで今回は、MacのOSである「yosemite」について解説をしていきます。

この記事さえ読めば、「使っているOSの種類?知らない」という方から「自分は現役で使っている」という方まで、「yosemite」が使用のリスクについてわかりますよ。

【この記事でわかること】

  • ・yosemiteとは?
  • ・2021年でのyosemite使用はオススメできない
  • ・yosemiteを使いたいならばセキュリティソフト導入

では、最初にyosemiteについて解説していきます。

macの旧OS「yosemite」とは?

「yosemite」というOSの正式名称は「OS X Yosemite」と言います。これは、Appleが開発したオペレーティングシステム (通称OS)でありMac向けのものとなります。

OS X Mavericks後継OSとして、無料で2014年10月17日にリリースされました。

yosemiteの特徴

それでは、「yosemite」の特徴と前作からの変更点を9個ほどあげていくので、Macユーザーの方は参考にしてください。

フラットデザイン化されたインターフェイス

OS X Yosemiteでは、アイコンとDockがフラットに変更されました。

通知センター機能(ウィジェットを追加可能に変更)

通知センターがリニューアルされました。イベントや天気、株など、他のサードパーティーのウィジェットをApp Storeから追加することも可能になっています。

Spotlightがわかりやすくなる

わかりやすいSpotlightの検索バーが表示されるようになりました。

以前から見辛いと言われていた箇所の変更となりユーザーには大きな変更になるのではないでしょうか。

New Safari

前作以上に高速化されており、セキュリティ面でも改善されています。

タブ表示も今まで以上に豪華になっているのです。

Skitchチックな注釈機能がついたメール

メールの機能も進化を果たしています。

Safari閲覧していた画像やデータをすぐに転送でき、Skitchライクに注釈を追加することも可能です。

電話が受信できる

連携させているiPhoneにて電話を受信した際に、Macからも電話を取ることができる機能がつきました。

SMSの受信も可能に変更

以前のOSであるXでは、iMessageは受信可能でした。

電話番号を使ってやりとりを行うSMSに関してはMac上では不可能でした。しかし、yosemiteになるとMacで受信できてしまいます。

テザリング機能について

Macからでもテザリング機能をONにすることができます。

以前まではiPhone側からしかできなかったWi-Fi機能の変更ができるようになりました。

iPhoneとの共有

Macで作成中のデータや閲覧中のWeb情報などを、iPhoneと共有可能となりました。

状況に合わせて双方から作業ができる点は、前作にはない魅力です。

これはAirdropに関しても同様であり、MacとiPhoneでやりとりできるように変更になっています。

2021年yosemiteはおすすめできない

yosemiteは上記でも書いたように2014年10月にリリースされたOSです。

現在(2021年)の使用はもちろん可能ですが、リリースから7年立っている状況での使用はオススメできません。

もしも、現在使用しているMacのパソコンのOS yosemiteのままで、使用をしたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。なぜオススメできないのかを解説するので、今後の使用方針の参考にしてください。

おすすめできない理由①:最新のアプリはyosemiteに対応していないことも多い

現在、流通しているアプリは、最新のOSに対応もしくは、1つ前の世代のOSに対応というものがほとんどになります。仮に、2014年に存在していたアプリでも現在はアップデートされている可能性が高いです。

それにより、yosemiteのままで使用可能なアプリは極一部になるのでしょう。本来の便利なアプリ追加という機能を全く生かせないことになります。

おすすめできない理由②:yosemiteのセキュリティレベルが低い

対応していないことも大きいですが、yosemiteのセキュリティは2021年現在では、使い物にならないほど低いレベルといえるでしょう。

リリースされた2014年から7年間の間で悪意ある人間たちの技術レベルは大きく進化しています。

それにより、セキュリティに関しては日々最新の対策が必要になっているのです。そのため2014年に作成されたOSが2021年のサイバー攻撃に対して対応できることは非常に少ないでしょう。

時代にあったセキュリティ対策をとっておかないと、個人情報流出などの大きな被害が発生することにつながるのです。この点は、yosemiteの使用をオススメしない重要な問題と言えます。

おすすめできない理由③:yosemiteは最新のバージョンよりも性能が劣る

最後にyosemiteは7年も前のOSですので、最新のバージョンに勝る点はないと考えましょう。

7年もの間にインターネットの環境や状況は大きく変わりました。使用ができるならばOSなど関係ないという人もいるでしょう。

しかし、被害が起きてから後悔しても遅いのです。

情報が抜き取られたり、乗っ取られて悪意ある人間の好き勝手にされると、人生に関わる被害となるかもしれません。実際に夫られたパソコンを使って犯罪が行われて、犯人扱いという事案は多く起きています。

yosemiteを使うならセキュリティソフトの導入は必須

yosemiteをオススメしない理由を解説しましたが、yosemiteの仕様が気に入っているなどという理由をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

その場合は、セキュリティソフトを導入してできる限りのセキュリティ対策を行うようにしてください。

OSがただでさえ時代遅れなものですので、セキュリティソフトを導入してセキュリティのレベルを上げましょう。

ただし、セキュリティソフトを導入したから安心ではないということにはなりませんので、要注意。

yosemiteにおすすめのセキュリティソフト5選

この項目では、オススメのセキュリティソフトを紹介しますので、状況や目的に合わせて導入してください。

インテゴ Mac Premium Bundle X9

こちらはmac OSをマルウェアなどの外部攻撃から守ることができるMac用のセキュリティソフトです。

共用Wi-Fiからの侵入を防ぐファイアウォールや個人情報保護へのフィッシング機能も有しています。さらに、Macの専門知識のない方でも簡単に使用可能です。

無料バージョンもありますので試してみてはいかがでしょう。

カスペルスキー インターネットセキュリティ for Mac

カスペルスキーというのは、ロシアに本社を置くセキュリティソフト専門企業です。

「防御力」と「軽さ」と「使いやすさ」で世界的に高評価を得ており、人気の高いソフトウェアとなります。

ウイルス対策に加えて、クレジットカード情報やログイン情報など、全ての面でセキュリティが充実しる点が特徴です。

シマンテック ノートンセキュリティ Mac版

ノートンセキュエイティは、最強の防御力は第三者機関から認定されています。

「AAA」という正解最高の評価を得ているのです。契約年数や導入するデバイスの数によっても料金は変わってきますが、満足いかない場合60日間の返金保証もあります。

そのため、お試しで導入をしてみるのも良いのではないでしょうか。困ったことが起きても24時間体制でサポートしてくれる点も魅力ですね。

ESET Cyber Security Pro

こちらは既知のウイルスの検出機能が特徴です。

高度なレベルでの検出と日々進化と巧妙化していくの未知の脅威への対策で対抗をしています。

このESET製品の検出技術はGoogle Chromeのクリーンアップツールにも採用されているほど評価の高いものです。

トレンドマイクロ ウイルスバスター for Mac

ウイルスバスターは日本国内において、販売本数No.1と圧倒的なのシェアを誇るセキュリティソフトです。

人気かつ定番である「ウイルスバスター クラウド」を使用しれば、1つ購入するだけ、パソコンやスマホ、タブレット3台までインストールできます。

 

そのため、使用機種がApple製品ばかりの方はこれ1つで全部カバーできてしまう優れ物です。

もちろん製品内容も人気の要因の1つとなっています。クレジット情報やログイン情報などの個人情報保護機能とウイルス対策機能と必要な機能は備わっていますよ。

まとめ:yosemiteを使い続けたいならセキュリティソフトの導入を

今回はyosemite OSについての解説をおこなました。

記載したように2014年10月リリースの古いOSですので、いくら使いやすいと感じたり気に入っていても使用を続けることはオススメできません。

それでも使い続けたいという場合は必ずセキュリティソフトを導入して使用を行いましょう。OS自体のセキュリティは2021年の脅威に対抗できませんので、後悔する被害が発生する前に対応をお願いします。

Webライターについて発信するブログを運営。 ネットセキュリティ関連のメディアのライティング記事も毎月5件、各5,000文字程度を執筆しています。 SEOでのライティングやホワイトペーパーの作成を得意としております。 私の経験や経歴にご興味がありましたら気軽にご連絡いただけますと幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。
関連コンテンツ
SMART ENTA|スマートエンタ