iPhoneのキャッシュクリアの方法は?アプリ別に徹底解説
現代は小さい子からご高齢の方までスマートフォンやiPhoneを持つことが当たり前となってきました。
便利にはなったけど、横文字が多くよくわからないことも多いですよね。
今回は、iPhoneユーザーにはぜひ知っておいて欲しい『キャッシュクリア』を知って欲しいと思います。
なんか難しい言葉出てきたと感じる方もいるかもしれませんが、非常に簡単なもので皆さんも知らない間に利用している機能なんですよ。
この記事を読めばよくわかっていただけると思いますので一緒に見ていきましょう!
iPhoneのキャッシュとは?
まず最初に、皆さんは『キャッシュ』という言葉を聞いたことありますか?
お金のことではなく、インターネット用語なんですが、意味としては”場所”と考えてください。
スマホでインターネットのSafariやChrome などのブラウザを利用して検索などされると思いますが、その際に以前アクセスしたサイトやページがすぐに表示されますよね。
これがキャッシュと呼ばれる場所からスマホが記憶している情報を呼び出しているのです。
1度アクセスしたサイト情報をスマホが勝手に覚えておいてくれるというものです。
例えばAというサイトにアクセスして、1週間後にもAのサイトにアクセスしたとしましょう。
この場合は過去にアクセスした記録がキャッシュにあることで、1週間前に見たAのサイトの画像データなど保存していたものを呼び出せ、初めてアクセスしたサイトに比べて早くページが表示されます。
しかし、キャッシュは無限に溜め込むことができるわけではないため、様々なサイトへのアクセスが続いて情報が溜まりすぎると呼び出すことに時間がかかるようになり、スマホの動作が重くなってしまうというデメリットもあるので注意してください。
生活の一部であるスマホがサクサク動かなくなると非常にストレスになりますよね。
そこで今回の本題へ移ります。
今回はキャッシュを削除する=キャッシュクリアの方法について解説します。
キャッシュクリアをするメリット
『キャッシュクリア』をするメリットとは一体、何なのでしょうか。
実行することで何がどうなるのかをまとめてみたので確認していきましょう。
iPhoneの動作が軽くなる
キャッシュクリアを行うことでiPhoneの動作が軽くなり、本来の動きを取り戻すことができます。
利用をしなくなったサイトのデータなどが残っていて動作が遅くなったら非常にイライラしてストレスを感じてしまいますよね。
ネットサーフィンなどで、ストレス少なくスマホ作業を行えるようになりますので、最近iPhoneの動作速度が遅くなってきたと気になる方は試して欲しいです。
ストレージを整理できる
iPhoneを使っている方は皆さん経験をしたことがあるかもしれませんが、iOSのアップデートやアプリをインストールする際に容量不足と表示されることがあります。
よく写真や動画を撮られる方やゲームをされる方は表示された経験があるのではないでしょうか。
容量不足を解消する方法としてはアプリやゲーム写真、動画の削除とキャッシュを削除していくことで問題は解消可能です。
しかし、iPhoneの膨大なデータを一つ一つ把握は不可能なので、突然容量不足という表示が出ても混乱して、適当に削除してしまうことも起きてしまいます。
それによって、後に消してはいけないデータだったなんて後悔するなんてことにもつながりかねません。
ですので、定期的にキャッシュクリアを行うことはiPhoneユーザーにとって重要なことということです。
iphoneユーザーはキャッシュクリアを行う習慣を付けるというのはいかがでしょうか。
次の項目では、『キャッシュ』はインターネットブラウザ、SNSで溜まりやすいものですのでブラウザとSNSに絞って解説していきます。
iPhoneのキャッシュクリアの方法をアプリ別に解説
アプリ毎に『キャッシュクリア』の方法が異なるため、ここからは一つ一つのアプリに区切ってご紹介をしていきます。
Safariのキャッシュクリア方法
まず最初にiPhoneには標準搭載されているSafariにおけるキャッシュクリアの方法を解説します。
3つの手順を行うだけですので非常に簡単に実行可能。
①ホーム画面にある「設定」というアイコンを選択し立ち上げます。
②Safariの項目を選択します。
③「履歴とWebサイトデータを消去」を選択し、表示される「履歴とデータを削除」をタップすることで完了。
LINEのキャッシュクリア方法
次はLINEでの『キャッシュクリア』について解説をします。
①LINEのアプリを起動。
②ホーム画面の歯車マークの設定を選択。
③設定メニューの「トーク」を選択。
④「データの削除」を選択。
⑤キャッシュデータや写真など消したい選択肢を選び実行することで完了。
YouTubeのキャッシュクリア方法
iPhoneでのYouTubeアプリのキャッシュを削除するには、アプリをiPhone本体からアンインストールし、再インストールを行う必要があります。
では、手順をご紹介。
①ホーム画面にてアイコンを長押し。
②アイコンの左上に「−」がでるためタップし、削除を実行。
③再インストールし、ログイン情報を入力して完了。
他のアプリと比べると一度アプリを削除しなければならないという点で大きく異なり、再インストールの際にはログイン情報が必要となりますので要注意。
アプリを削除してキャッシュクリアをするのは「インスタグラム」も同じ方法で実行することができます。
インスタグラムでの『キャッシュクリア』を行うことを検討されている方は、参考にしてください。
アプリ毎に『キャッシュクリア』の方法が異なることが分かったと思いますが、一つ一つ行なっていくのは正直面倒ですよね。
一括で行うことは可能なのかどうか、次の項目で解説したいと思います。
iPhoneのキャッシュクリアは一括でできる?
iPhoneの『キャッシュクリア』を一括で行う方法は2021年5月現在、残念ながらありません。
面倒臭いと思われる方もいるかもしれませんが、キャッシュクリアしたいアプリ毎に一つ一つ作業を行う必要があります。
また、キャッシュクリアを行う場合は復元ができませんので、慎重に確認しながら行うことをオススメです。
iPhoneの進化はドンドン進んでいるので、今後一括管理ができる機能やアプリが開発されると更に便利になり、キャッシュクリアという言葉が浸透するかもしれませんね。
iPhoneのキャッシュクリアでよくあるQ&A
ここからは、iPhoneのキャッシュクリアでよくある質問や疑問にお答えします。
iPhoneに記憶しているログイン情報はどうなる?
IDやパスワードなどの情報もキャッシュクリアを行なった際に削除となってしてしまう可能性があります。
再度入力する必要の可能性があることを承知した上でキャッシュクリアを実行するようにしましょう。
また、アクセスをする可能性のあるサイトなどのURLや履歴は消えてしまうので、キャッシュクリアする前にブックマーク等を行なっておくことがオススメです。
何度も訪れているサイトが遅くなってしまうよね?
キャッシュクリアを行うことで過去のアクセスデータが削除となってしまうため、削除後の最初のアクセスでは時間がかかって遅くなります。
当たり前ですが、再度アクセスをしていくことで早くなっていきますので、最初の数回はストレスを感じてしまうリスクがあるということです。
LINEのキャッシュクリアはトーク履歴まで消える?
トーク履歴は消えません。
今回ご紹介したLINEでのキャッシュクリアはLINEトーク全体のキャッシュを削除するだけです。
トークを消す場合は、「すべてのトーク履歴を削除」という項目で可能。
まとめ:賢くキャッシュクリアを行いiPhoneを効率化しよう
今回の記事をまとめると
- ・キャッシュは非常に便利な機能
- ・キャッシュは溜まっていきスマホの動作に影響を及ぼす
- ・定期的にキャッシュクリアを行うことで動作を軽くする
- ・アプリ毎にキャッシュクリアの方法は異なる
- ・一括でキャッシュクリアはできない
定期的にiPhoneユーザーはキャッシュクリアをして動作や性能を良い状態にしておくことをオススメします。
iPhoneやスマホは生活に欠かせない物になっているため使用時間も多くなっていますので、ストレスを少なく使用できるようにしたいですよね。
多くのキャッシュを溜めていくインターネットブラウザやSNSの利用頻度が高い方や最近のiPhoneの動作が重いなと感じる方は早速キャッシュクリアを行なってみてはいかがでしょうか。