ラインが勝手に送信される?乗っ取られている場合の症状や対処法を解説
皆さんはラインを使われていますか?
SNSのTwitterやinstagram、Facebookなどはやっていないけれどラインは使っているという方は多いのではないでしょうか。
今や家族や友人とのコミュニケーションだけではなく、仕事のやりとりもLINEで行う機会が多くなっています。
ラインはiPhoneやスマホだけではなく、PCでの使用も可能となっておりWordやExcel、PowerPointなどのファイルの送信ができる点でビジネスシーンで有効に使えるツールです。
今回は、そのLINEが乗っ取られた場合についてご紹介します。
【この記事で分かること】
- ・ラインが勝手に動いている場合
- ・ラインが乗っ取られている時の症状
- ・ラインが乗っ取られているかの確認方法
- ・ラインが乗っ取られた場合の被害の具体例
最初に、ラインが勝手に送信された場合について解説していきます。
ラインが勝手に送信される原因は?写真やスタンプも
ラインは私たちの生活に欠かせない必需品となりました。
簡単に連絡先の交換が行えたり、データの送信も簡単に行えたりと非常に便利なコミュニケーションツールです。
しかし、自分が知らないうちに勝手にラインが送信されていたりという経験がありませんか?
この項目では、もしも身に覚えのないラインやスタンプ、写真の送信が行われていた場合はどういうことなのかを解説していきます。
乗っ取られている可能性あり
まず、考えられる可能性の一つにあるのが『乗っ取られている』ということです。
ラインにログインする際にはメールアドレスもしくは電話番号、そしてパスワードを使用してログインをします。
PCやスマホがコンピューターウイルスやマルウェアに感染することで、メールアドレス等の個人情報が流失することがキッカケとなります。
流出した情報を使えば悪意ある第三者にラインのアカウントにログインされるということが起きてしまいます。
会員登録をして利用しているインターネットサイトや企業が個人情報流失というニュースもよくありますよね。
現在は、様々なところから情報は流出する可能性があります。
単にバグの場合も
もう一つ考えられる可能性が、『バグ』によるものです。
これは通信回線側の問題、つまりライン側の問題となります。
復旧を待つしか無いですが、利用者側としてもできることはあるので試してみるのも良いでしょう。
- 1.ラインアプリを最新版にアップデート
2.デバイス自体を再起動
3.起動中のアプリを最小限にする
できることをした上で復旧を待ちましょう。
次の項目ではラインがもしも乗っ取られた場合にはどのような症状が出るのかを見ていきます。
心当たりがある方は是非読んでください。心当たりのない方も頭の片隅に置いていただきたいです。
ラインを乗っ取られた時の症状
ラインが乗っ取られた場合というには具体的にはどのような症状がでるのでしょうか。
この項目では代表的な3つの問題を解説していきます。
読んでいただき、思い当たる場合は乗っ取りを疑ってください。
見知らぬログイン通知が届く
普段使っているデバイスと異なる場合にログインが行われたという内容のメッセージが『LINE』側から届く時があります。
例えば、普段はiPhoneやスマホから利用されている場合はPCからログインされた場合は報告の通知が届くのです。
全く心当たりがない場合は、アカウントのIDやパスワードが第三者に特定されてログインされたということになります。
自分のラインが勝手に送信されている
続いては自分のラインが知らない間に送信されている場合です。
自分ではない誰かが、友人らと会話をしていることがあります。
よく見られるのは詐欺行為を働こうという内容のラインです。
コンビニなどでウェブマネーを購入するように依頼するものであり、要注意。
このような内容にラインが友人から届いた場合にはアカウントの持ち主にスグに連絡して状況を伝え対応を求めてください。
詐欺被害が発生してしまうかもしれません。
LINE公式から通知が来る
LINE公式から届く通知のことです。
不審なログイン履歴があった場合に来るものであり、ログインの成功失敗に関係なく通知はきます。
乗っ取られた、または乗っ取りを試みている可能性が高いと捉えてください。
さらに、現在のラインアカウントは人によってはLINE PAYを利用されている方もいるため金銭的な被害にあう可能性も含んでいますので、早急に対応しましょう。
対応策としては
- ・アカウントのメールアドレスとパスワードの変更
- ・ログイン『許可』をオフにする
次の項目ではラインが乗っ取られていることを確認する方法について解説しまう。
ラインの乗っ取りを確認する方法
不審な動きがないにしても現在の自分のラインが乗っ取られているか確認したいですよね。
ラインが乗っ取られているいるか否かの確認方法を紹介します。
スマホから乗っ取られた場合
最初にスマホから乗っ取られた場合です。
ログイン情報を入手した第三者がスマホからログインをしてきた場合は、本来の持ち主は「利用できません」と表示されます。
ラインはTwitterなどと異なり1人で複数のアカウントを持つことができないようになっていますので、スマホでログインできるのは1台なのです。
そのため「利用できません」と表示がされたら、誰かがスマホから自分のアカウントにログインをしている可能性が高いということになります。
PCから乗っ取られた場合
ここからは普段スマホでラインを使っていて、PCから乗っ取られた場合の確認方法を解説します。
- 1.ラインのアプリを起動
- 2.ホーム画面の左上あにある歯車を選択
- 3.『アカウント』を選択
- 4.『ログイン中の端末』を選択し、アカウントにログインしているデバイスを確認
確認したデバイスに心当たりがないものがある=乗っ取りと考えてください。
もしも確認した際に「現在ログイン中の他の端末はありません」と表示されていれば、その時点で乗っ取りはされていないということです。
ラインが乗っ取られるとどんな被害がある?
ラインが乗っ取られていた場合はどんな被害が出てしまうのでしょうか。
この項目では、2つの代表例をあげて解説していきます。
友達に金銭を要求する
第一に考えられるのは、金銭が発生するトラブルです。
先述しましたが、ウェブマネーの購入や金銭の要求を求めるラインをアカウントがつながっている相手に送りつけていきます。
友だちが乗っ取りに気づけばよいですが、高齢者などは騙されてしまう可能性があります。
被害を最小限にするために、もしも送られてきた場合は本人に早急に連絡して対応を求めましょう。
ラインにログインできなくなる
2つ目に起き得るのが、アカウント情報を変更してしまうことです。
本来の持ち主がログインできぬように、乗っ取った犯人がアカウントに登録しているメールアドレスとパスワードを変更してしまうことがあるのです。
この状況になってしまうと、持ち主はログインできなくなってしまいます。
LINEのお問い合わせ窓口状況報告を行なって、アカウントを削除ということになります。
大変悪質かつ巧妙な手口ですし、ラインで連絡を取っていた相手に状況を伝えることができずトラブルが大きくなり信頼を失う可能性も考えなければなりません。
次の項目では乗っ取りを防ぐ方法を解説しまう。是非知っておいてください。
ラインの乗っ取りを防ぐためには?
ラインのアカウントが乗っ取られた場合の代表例をあげて大きな事態になりかねない
ことを理解していただけましたでしょうか。
この項目では乗っ取りに合わないための対策について解説していきます。
2段階認証を行う
1つ目にラインの2段階認証を行うことです。
ラインの2段階認証というのは、アカウントの電話番号もしくはメールアドレスとパスワードでの認証に加え、確認コードの入力が必要となる認証方式のことを指します。
この確認コードというのは、アカウントに登録されている電話番号を使用しているデバイスにショートメールの形で送信されてきます。
確認コードを入手しない限りはメールアドレスとパスワードで行える1段階目の認証を突破できたとしても、2段階目の認証は突破不可となるためログインできないという仕組みです。
まだ、設定されていない方は是非設定してください。
パスワードを複雑にする
2つ目にパスワードを複雑にすることです。
LINEのパスワードを設定する際ですが数字のみや英字のみのパスワードは避けることをオススメします。
乗っ取りを目論む相手に見破られてしまう危険性上がってしまいます。
大文字と小文字を混合して使用すると更に安全ですし、特に名前、誕生日は避けましょう。
個人情報は自分では覚えやすいのですが、身の回りにいる人たちには推測されてしまいますし、乗っ取り犯が自分の知らない人間とは限りません。
他のSNSアカウントやインターネットサイトと同じパスワードを利用するのもオススメはできません。
サービスごとに覚えておくのは難しいこととはなりますが、使い回しは特定されやすくなってしまいますので要注意です。
パスコードロックを使う
スマホやiPhone自体にパスコードをかけてロックしてる人は多いえしょうが、同じようにラインにもパスコードでロックをかけられます。
2重ロックとなり、安全性が高くなります。
先述したように自分の知らない人間だけが乗っ取りを試みてくるわけではありません。
スマホやiPhoneに実際に触れることができる人間が直接操作することで情報を得ようとするかもしれませんのでロックはかけておきましょう。
当然ですが、スマホやiPhoneと異なるロック番号にもしておいてくださいね。
まとめ:ラインが勝手に送信されている時は要注意
ラインは大変便利なツールであり、現在の我々の生活に欠かせません。
大きな災害が起きた際に電話やメールでの連絡ができなくてもラインが届いたという話もありますので、ラインがなかった時代が想像できないくらい生活の一部です。
しかし、個人情報や人との繋がりが詰まったものであり情報が紛失した場合や乗っ取られた場合などのリスクも常に一緒ということを忘れずに使用してください。
当たり前の存在であるが、失うリスクも大きいですので情報管理は気をつけるようお願いします。
今回の記事が皆さんの生活のお役に立てれば幸いです。