コラム 2021/04/09 17:05:37

【被害を防ぐ】スマホがウイルスに感染した場合の症状や対処法を徹底解説

「スマホがウイルスに感染して困っている……」「iPhoneからウイルスを除去する方法が知りたい」

この記事では、こんな問題を解決していきます。

現代人にはなくてはならないスマホ。しかし、セキュリティ対策をしっかりしておかないと、ウイルスに感染するリスクも高く、個人情報を抜かれたり、犯罪に巻き込まれるケースもあります。

そこで、この記事ではスマホがウイルスに感染した場合の対処法や、ウイルスにかかならいための予防策を解説します。

「ウイルスに感染したくない」「ウイルスを除去したい」と考えている人は、ぜひこの記事を参考にしてください。

スマホがウイルスに感染している時の症状4つ

スマホのウイルス画像

スマホがウイルスに感染すると、様々な症状が現れます。

具体的に、以下の症状が出た時は、スマホのウイルス感染を疑ってください。

・いつもよりデータ通信量が多い
・カメラやアプリが勝手に起動する
・スマホの動きが遅い
・広告や通知が出続ける

それぞれ、具体的に解説します。

いつもよりデータ通信量が多い

スマホのデータ通信画像

スマホがウイルスに感染すると、いつもよりデータ通信量が多くなります。

これは、ウイルスにスマホのデータを送受信するプログラムが仕込まれているからです。

したがって、いつもより通信速度の制限が早く来たり、データ量の減りが早いと感じたら注意してください。

【ウイルスに仕込まれているデータ通信プログラムの例】
・写真・動画を全送信している
・スパムメールを大量配信させられている
・マイニングツールが稼働している

また、iPhone・Androidどちらも端末からデータ通信量の確認ができます。

カメラやアプリが勝手に起動する

スマホのカメラ画像

カメラやアプリが勝手に起動する場合も、ウイルス感染の可能性があります。

なぜなら、ウイルスの中にカメラやアプリを起動するプログラムを仕込まれているからです。

また、ウイルスの中には勝手にアプリをインストールするものもあります。自分のスマホに身に覚えのないアプリを発見したら、真っ先にウイルス感染を疑いましょう。

これらの対処法は、後ほど解説します。

スマホの動きが遅い

スマホの動作画像

スマホがウイルスに感染すると、端末の動きが遅くなったり、フリーズしてしまうこともあります。

これは、ウイルスにそのようなプログラムが仕込まれているか、他のアプリを起動し、スマホのメモリを圧迫するようなプログラムが仕込まれているからです。

フリーズしてしまうと対処が難しいですが、可能であればネット通信を遮断し、電源を落としましょう。

広告や通知が出続ける

スマホの通知画像

ホーム画面やアプリ画面に、広告や身に覚えのない通知が出続ける場合、ウイルスに感染している可能性が高いです。

また、スマホを使っていると「危険なウイルスに感染しているので、アプリをインストールしてください」といったメッセージが来ることもあります。このようなメッセージの場合は、無視して大丈夫です。

このメッセージは『IPA』とよび、別のアプリをインストールするように誘導する、プライバシーに関する情報を入力させることを目的とした、いわば詐欺のようなもの。

アダルトサイトなどの怪しいサイトにアクセスすると、ISPが表示されやすいです。

スマホがウイルスに感染している場合、このようなメッセージは来ず、何度消しても表示される広告が出続けたり、通知が永遠に鳴り止みません。

スマホを使っている人は、自分の症状がウイルスによるものか否かを判別できるようになりましょう。

スマホがウイルスに感染していた時の対処法

スマホの対処画像

自分のスマホがウイルスに感染していると分かっても、「どうやって駆除すればいいのかさっぱり……」という人も多いですよね。

ここでは、ウイルスの具体的な駆除方法を解説します。

自分のスマホがウイルスに感染していた場合、以下の3つの方法を試してみましょう。

・セキュリティソフトでウイルスを駆除する
・インターネットから切断する
・最悪の場合はスマホを初期化する

それぞれ具体的に解説します。

インターネットから切断する

スマホのネット切断画像

スマホがウイルスに感染していると分かったら、まずはインターネットから切断してください。

これは、あなたのスマホを守る目的と、ウイルスを拡散させない目的で行います。

まず、スマホをインターネットから切断すれば、あなたのスマホはそれ以上ウイルスに感染しません。ウイルスはインターネットを経由して感染するので、インターネットを切れば更なる感染を防げます。

続いて、インターネットから切断すると、あなたのスマホから別の人へのウイルス感染を防げます。ウイルスには、感染しているファイルを連絡先に登録している人へ送るプログラムがあり、放っておくとあなた経由で感染が拡大するでしょう。

しかし、インターネットから切断すればファイルを送れないため、感染の拡大を防げるのです。

セキュリティソフトでウイルスを駆除する

スマホのセキュリティ画像

インターネットから切断した後は、セキュリティをソフトを使ってウイルスを駆除しましょう。

セキュリティソフトは、どのデータにウイルスが感染しているのかスキャンする機能があり、そのウイルスを自動で駆除してくれます。

セキュリティソフトを使えば、スマホに慣れていない人でも簡単に駆除できるで、すぐにウイルスを駆除したい人におすすめです。

最悪の場合はスマホを初期化する

スマホの消去画像

セキュリティソフトを使ってもウイルスを駆除できない場合、スマホのデータを初期化するしかありません。

また、バックアップを取るとバックアップデータに感染することもあります。

消したくないデータを残しておきたい気持ちは分かりますが、バックアップを取る際は慎重に行ってください。

スマホをウイルスに感染させないためにはどうすれば良い?

スマホの悩み画像

スマホをウイルス感染から守るには、日頃からの心がけが大切です。

日頃から気をつけていれば、セキュリティソフトを使わずとも、スマホをウイルスから守れます。

スマホをウイルス感染させたくない人は、以下の4つに気をつけましょう。

  • 怪しいサイトにアクセスしない
    よくわからないアプリをインストールしない
    個人情報を入力するときは注意を払う
    フリーwi-fiは使用しない

それぞれ具体的に解説します。

怪しいサイトにアクセスしない

スマホのサイト画像

スマホをウイルスから守る方法のひとつ目は、「怪しいサイトにアクセスしない」ことです。

ここでいう怪しいサイトとは、違法なアダルトサイトや、情報元や運営がはっきりしないサイトを指します。

また、閲覧したいサイトの安全性を確かめるツールも存在しており、

ノートンセーフウェブ

こちらのサイトに、閲覧したいサイトのアドレスを入力すると、そのサイトがフィッシングサイトか、コンピュータを破壊するサイトかなどをチェック可能です。

よく分からないアプリをインストールしない

ウイルス感染を防ぐには、運営元がわからなかったり、公式アプリストアからリリースされてないようなアプリをインストールしないようにしてください。

公式アプリストアでリリースされているアプリは、ストアの審査が入っているので安全です。

しかし、それ以外のアプリは、中にどんなプログラムが仕込まれているのか分かったものではありません。

また、データ量が大きすぎるアプリにも要注意です。

個人情報を入力する際は注意を払う

スマホの個人情報画像

SNSは気軽に他の人と交流ができ、若者から人気がありますが、個人情報が漏れるなどの危険性があります。

例えば、SNSで投稿した写真でどこに住んでいるのか、子どもの制服から学校が特定されることも。

また、SNS上で個人情報を公開すると、悪意のある人によって晒され、いたずら電話や犯罪に巻き込まれるケースも少なくありません。

SNSにはウイルス感染以外の危険性も潜んでおり、個人情報の取扱いには注意が必要です。

フリーwi-fiは極力使用しない

スマホの怪しい画像

最後に、スマホをウイルスから守るには、フリーWi-Fiの使用も極力避けましょう。

なぜなら、フリーWi-Fiのセキュリティは非常に脆弱で、接続しているスマホを簡単にウイルスに感染されられるからです。

現在、駅やカフェなど、フリーWi-Fiが飛んでいる場所は多数あります。

フリーWi-Fiは確かに便利ですが、同時にウイルスのリスクが大きいことも頭に入れておきましょう。

セキュリティソフトを使えばウイルスに感染しているか確認できる

スマホのセキュリティ画像

自分のスマホは、ウイルスに感染する前に守りましょう。

セキュリティソフトを使えば、送受信するデータが安全であるか、アクセスするサイトが安全であるかなどが分かります。

また、ウイルスに感染する前に駆除してくれるので、スマホを使っている人のマストツールだと言えるでしょう。

ここからは、おすすめセキュリティソフトを紹介します。

・ノートン モバイルセキュリティ Android版
・カスペルスキー インターネットセキュリティ for Android
・ESET Mobile Security for Android V4.1

1位「ノートン モバイルセキュリティ Android版」
使用料:有料(3024円/年)・位置探索:◯・遠隔操作:◯・マルウェア対策:◯

セキュリティアプリのなかでは業界最大手で、新種のマルウェアなどへの対応の早さや検出率の高さがある人気のアプリです。

『Google Play』でアプリをダウンロードする時は、「本当に安全なアプリなのか?」ということを最終チェックしてくれる万全の体制があるため、初めて接続するWi-Fiに対して監視してスパイ行為から守ってくれる機能があります。

 

2位「カスペルスキー インターネットセキュリティ for Android」
使用料:有料(3024円/年)・位置探索:◯・遠隔操作:◯・マルウェア対策:◯

『カスペルスキー』のアプリは、PCのセキュリティソフトで利用したことがありますが、危険があるサイトは、ページを開く前に警告をしてくれます。
個人情報を盗むようなフィッシングサイトも事前に警告してくれるため、毎日ネットを利用する人におすすめのソフトです。

 

3位「ESET Mobile Security for Android V4.1」
使用料:有料(3240円/年)・位置探索:◯・遠隔操作:◯・マルウェア対策:◯

ESETは、5台の端末を3年間守ってくれるプランで9000円程度の費用で済むソフトです。
アカウントを登録するとパソコンからスマホの場所が特定できる、紛失時などにも使えてセキュリティアプリとして重要なマルウェアの検出率はトップクラス!

おすすめのセキュリティーソフトを紹介してきましたが、無料のセキュリティソフトを使うより有料の方が様々な機能が使えるためスマホをウイルスから守ることができます。

まとめ:日頃から注意しスマホをウイルスに感染させないようにしよう

スマホの画像

今回は、スマホがウイルス感染した場合の対処法や、感染させないためにできることを解説しました。

結論、自分のスマホは自分でしか守れません。

スマホの中に全てのデータが入っていると言っても過言ではなく、一度ウイルスに感染すると取り返しがつかなくなってしまうこともあるでしょう。

スマホを使っている人は、今一度スマホのセキュリティを見直し、ウイルス感染を防いでくださいね。

副業Webライターとしてライティング案件を中心に取り組んでいます。 どんなジャンルでもしっかりと下調べをしてご納得のいく記事に仕上げます。 過去にネット問題も経験したことから読者様に伝わりやすい文章を届けることができるかと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。
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