iPhoneが3G回線になる原因とは?4Gへの戻し方・設定方法を紹介!
「iPhoneの通信が遅いな…と感じた時に3G表記がでていた」なんて時はありませんか?
実はあなたの気づかないところで、iPhoneが3Gになる不具合が起きてしまっていることも。
3Gになる不具合でも落ち着いて対応するために、今回は3Gになる原因と対処法を解説していきます。
3Gになる原因を知って焦らずに対応できるようにしていきましょう。
そもそも3Gとは?
「3Gになる」と巷でよく言われていますが、3Gとは3rd Generationの略で第3世代の通信規格で今ある通信規格の中では遅めの回線のことです。
現在は5Gが1番早い通信だと言われていますが、3Gは5Gよりも2世代前の通信速度を指すのでそれだけゆっくりな回線だと言えるでしょう。
現在はほとんどのエリアを4Gが占めていて、3Gエリアは少なくなっています。
ただ4Gの電波が張り巡らされていない僻地や、人がすくないエリアではまだ3G回線しか通っていないことも。
山の中や人があまりいない場所に行くと「3Gになる」現象が発生してしまいます。
iPhoneが3Gになる原因
「3Gになる」現象の3Gが何かを理解したところで、本題の「iPhoneが3Gになる原因」を解説していきます。
iPhoneが3Gになる考えられる原因は以下5つです。
・iPhoneが3Gを使う設定になっている
・4G回線が使えない端末を使っている
・回線のトラブル
・端末の不具合
では「iPhoneが3Gになる原因」を1つずつ見ていきましょう。
4G回線外の場所にいる
iPhoneが3Gになる1つ目の原因は、4G回線の外に来てしまっている場合です。
現在の通信速度は4Gがメインで使われていますが、以前までは3Gが主流でした。
ほとんどのエリアに4G回線が流れているものの、まだ人が少ないエリアや山の中などは4Gが張り巡らされていない可能性が高いです。
また地下・鉄筋コンクリート内・トンネルなどコンクリートで覆われた場所にいると、4Gが入りづらいと言われています。
4Gエリア外にいるだけなら、エリア外に出るだけで「3Gになる」現象は落ち着くはずなので様子をみてください。
iPhoneの設定で3Gを使うようになっている
iPhoneが3Gになる2つ目の原因は、設定で3Gを指定している可能性です。
4Gエリア内にいても、iPhoneが3Gしか受け付けない設定なら当たり前ですが3Gしか使えません。
「iPhoneが3Gになる」設定の解除方法はこちらです。
②「通話のオプション」を選ぶ
③「音声通話とデータ」をタップ
④「4G」にチェックを付ける
4G通信が出来ない端末を利用している
iPhoneが3Gになる3つ目の原因は、4G通信が出来ない端末を利用している場合です。
4Gエリア内なのに3Gになる場合は、スマホ自体が4Gに対応していない可能性を疑ってください。
例えばiPhoneなら4sよりも古いモデルだと、4G通信に対応していません。
安くiPhoneを使おうと古いモデルを買った場合や、iPhoneを人から譲りうけた時に「ネットが遅いな…」と感じたら4G非対応な可能性が高いです。
回線のトラブル
iPhoneが3Gになる4つ目の原因は、回線のトラブルでスマホキャリア全体の通信障害が発生している場合です。
例えばauで回線トラブルが起きると、au回線で契約しているスマホ全部の回線に異常が起きて普段のようにインターネットの利用ができなくなります。
大規模な回線トラブルはネットやテレビでもニュースになるので、ネットがいつものように使えなかったらニュースを確認してみてください。
端末の不具合
iPhoneが3Gになる5つ目の原因は、端末の不具合です。
iPhone端末側で何かエラーが発生していたり、通信が受信できない状態になっている可能性も考えられます。
端末に不具合がある場合はソフトウエアアップデートや修理、交換の通知、メーカーや契約している携帯会社から報告があるはず。
もし他にもiPhone端末をもっていて同じキャリアを使っている人がいるなら、4G回線につながるか試してもらってください。
他端末で4G回線が拾える場合は、あなたが利用しているiPhoneに不具合が発生している可能性が高いので修理を検討しましょう。
iPhoneが3Gになった時の戻し方
続いてはiPhoneが3Gになる時の戻し方を6つ解説していきます。
・機内モードをオンからオフにする
・モバイルデータ通信をオンからオフにする
・「設定」→「モバイル通信」で手動で戻す
・ネットワーク設定をリセットさせる
・直らない場合は販売店へ相談
今まで解説した中で、疑わしい症状に合った対処法を実践してみてください。
iPhoneを再起動させる
・iPhone端末の不具合が疑われる時
iPhoneが3Gになる時の戻し方1つ目は、再起動をしてみることです。
iPhoneの再起動は以下手順で行います。
→片方の音量調節ボタン+サイドボタンをスライダが表示されるまで長押し
・iPhone8・7・6の場合
→サイドボタンをスライダが表示されるまで長押し
・iPhoneSE・5の場合
→上部電源ボタンをスライダが表示されるまで長押し
機内モードをオンからオフにする
・地下・コンクリートに囲まれた場所にいて3Gになる時
・4G回線エリア内のはずなのに、3Gになる時
iPhoneが3Gになる時の戻し方2つ目は、機内モードに1度して通信を遮断する方法です。
機内モードにすると1度iPhoneに入っている通信を遮断できるので、通信状態をリセットしたことと同じ意味になります。
通信状態をリセットすることで、回線の混雑を整理できるためスムーズにつながることもしばしば。
通信状況が安定しない時や、コンクリートに囲まれた場所にいて3Gになる時に実践してみてください。
iPhoneの機内モードのON→OFF方法はこちらです。
②飛行機マークをタップ=機内モードON
③数秒時間を置く
④再度飛行機マークをタップ=機内モードOFF
モバイルデータ通信をオンからオフにする
iPhoneが3Gになる時の戻し方3つ目は、モバイルデータ通信をオンからオフにする方法です。
モバイルデータ通信とはWi-Fiがない場所で、3Gや4G回線を拾っている機能のこと。
3Gが優先的に拾われてしまい、3Gになる場合があるので1度回線をリセットしてあげましょう。
iPhoneでモバイルデータ通信をON→OFFにする方法はこちらです。
②「モバイル通信」をタップ
③モバイルデータ通信の右横にあるスライドを緑から白にする=OFFに
④数秒まつ
⑤モバイルデータ通信の右横にあるスライドを白から緑にする=ONに
iPhoneが勝手に3Gになる時や、4Gエリア内なのに3Gになる時に試してみると有効です。
「設定」→「モバイル通信」で手動で戻す
・iPhoneの設定が「3Gになる」になっている場合
②「通話のオプション」を選ぶ
③「音声通話とデータ」をタップ
④「4G」にチェックを付ける
ネットワーク設定をリセットさせる
・勝手に3Gになる場合
・4Gエリア内なのに3Gになる場合
iPhoneが3Gになる時の戻し方5つ目は、ネットワーク設定をリセットする方法です。
勝手に3Gになる時や4Gエリア内なのに3Gになる場合に試してみてください。
3Gになる時にネットワーク設定をリセットして戻す方法はこちら。
②「一般」をタップ
③「リセット」をタップ
④「ネットワーク設定をリセット」をタップ
⑤再度「ネットワーク設定をリセット」をタップ
直らない場合は販売店へ相談
・iPhone端末の不具合が疑われる時
iPhoneが3Gになる時の戻し方6つ目は、最終手段として販売店への相談が挙げられます。
特にiPhoneが3Gになる時の他原因以外で、端末自体の異常が考えられる時に有効です。
iPhoneを購入した店舗、またはAppleストアに連絡して修理を依頼しましょう。
SIMカード入れ替えの際に3Gになってしまうことも!
iPhoneが3Gになるのは今までに紹介した不具合以外にも、SIMカードの入れ替え時にも起こりえます。
例えばSIMカードの向きが違っていたり、接触が悪かったりすると3Gになることも。
SIMカード入れ替えで3Gになる時は、以下の方法を試してみてください。
②機内モードをつけて消す
③SIMカードを入れ直す
④iPhoneを再起動する
⑤SIMカード会社に問い合わせる
⑥SIMカードの再発行をお願いする
「3Gになる」についてのよくある質問
ドコモのiphoneが3Gになる時の対処法は?
iphoneが3gになる時の対処法は、ドコモ・au・Softbankのどれも変わりません。
以下の6つの対処法を試してみてください。
・機内モードをオンからオフにする
・モバイルデータ通信をオンからオフにする
・「設定」→「モバイル通信」で手動で戻す
・ネットワーク設定をリセットさせる
・直らない場合は販売店へ相談
androidで3Gから4Gに戻す方法は?
androidの場合も3Gになる時の対処法はiPhoneと同じです。
・機内モードをオンからオフにする
・モバイルデータ通信をオンからオフにする
・「設定」→「モバイル通信」で手動で戻す
・ネットワーク設定をリセットさせる
・直らない場合は販売店へ相談
3G・4Gエリアの確認方法は?
各キャリアごとに4Gが使えるエリアを確認する方法をまとめました。
4Gへの戻し方を試して慌てず行動しよう
iPhoneが3Gになる場合は意外と多く、3Gになる原因を特定するのはなかなか難しいです。
ただ原因が分からなくても、3Gになる場合や3Gになる時の戻し方を知っておけば慌てなくてすみます。
iPhoneが3Gになる時は、端末自体の故障である可能性は低いので落ち着て今回紹介した方法を試してみてください。