出会い系サイトでLINE IDを悪用されるリスクとは？具体的な被害や対処法を解説

インターネットの普及やSNSをはじめとするサービスの拡大、コロナ禍で人間関係が広がりづらいなどの理由からインターネット上での交友関係拡大というのが当たり前のようになってきました。

その中でも、マッチングアプリや出会い系サイトのような異性と知り合うサービスというものが注目を集めています。共通の趣味や話題を持つ人と出会えるというのは魅力的で、利用者が急増中です。

最近では、マッチングアプリ各社はCMなどの広告を打ち出しているので目にする機会も多くなっているのではないでしょうか。

 

非常に魅力的なインターネットでの出会いですが、LINEなどの連絡先交換を行う際のリスクを考えたことはありますか？

いくら何度も、インターネット上でコミュニケーションをとっていて、信頼できると感じても相手は知り得た個人情報を悪用しない人と言い切れる相手なのでしょうか。

もしも、悪用なんてされると、トラブルに発展する可能性があります。

そして、あなたの心が傷ついてしまいます。これは避けたい事態です。

 

トラブルを防ぐために今回は、LINE IDの悪用について解説をしていきます。

この記事さえ読めば、「マッチングアプリ利用中だが、考えていなかった」、「今後の利用を検討している」までLINE ID悪用について良くわかりますよ。

出会い関連を利用しない人であってもLINEを利用しているならば知っておいてください。

• この記事でわかること

  ・LINE IDを教えるリスク

  ・LINE IDを悪用されない対処法

  ・LINE IDを悪用されている場合の対処法

• では、LINE IDを教えるリスクの解説から行います。

出会い系サイトやマッチングアプリでLINE IDを教えるのは悪用されるリスクがある

出会い系サイトやマッチングアプリなどインターネット上での交友関係を築く際には、直接の連絡先を交換して直接連絡という形になりやすいです。

その際には、顔も声も知らない相手でもLINE IDを教えてしまいますよね。

 

教えてしまったLINE IDが悪用される可能性があるのです。

LINE IDは非常に機密性の高い個人情報ですが、人に教えるという警戒心が低くなっているのではないでしょうか。この項目では、具体的な被害をあげるので、LINE iDが悪用される恐怖を知ってください。

個人情報が特定される

LINE IDをインターネット上に掲載してしまうと、全く知らない所で勝手にLINE IDがやりとりされている恐れがあるのです。

LINEは、仕事でも使う存在になってきているので、実名登録や顔写真を使って利用している人が多くなっています。

 

インターネット上に出回ったLINE IDを使用してID検索を行うと、LINE IDの持ち主の情報がある程度特定されてしまう可能性があるのです。

特に、悪質な内容のメッセージが送られるのは、性的や出会い目的の標的とされてしまう女性となるようです。

 

このように、LINE IDが悪用されることで個人が特定され、犯罪に発展してしまう危険性があるので、人やインターネット上で簡単に教えてはいけません。

知らないユーザーや業者からメッセージが送られてくる

IDを悪用されると、全く知らないアカウントから「こんにちは！」「元気？」「実は…」などと、おかしなメッセージが届き始めます。

内容でよくあるのが、出会い系や詐欺など勧誘や犯罪関連です。

他に、お金に関する誘惑や人の心理をついたメッセージが送信されてきます。悪質かつ巧妙な手口で、近寄ってくるのです。

自分のLINE IDをネット上に流出させられるリスク

悪意のある人間が、LINE IDを手に入れてしまうと、インターネット上に流出させられるということがあります。

そして、個人情報は勝手に様々な業者や犯罪者にて拡散されていくのです。一度の油断が、大きなトラブルに発展する可能性を含んでいます。

出会い系サイトでLINE IDを悪用されないための対処法

LINEを使用している以上は、自分のLINE IDが悪用されないようにする対処法を知っておく必要があります。そのために、この項目では、実践できる2つの対処法を解説します。

プロフィールなどにLINE IDを書かない

LINE以外にもSNSやインターネットの掲示板の利用など、様々なサービスが存在しています。これらを利用される際に、プロフィール欄などLINE IDをはじめとする詳細な個人情報を記載しないことが大事です。

捨てアカウントだとか、どうなっても良いなんて考えで一瞬でも記載してしまうと取り返しのつかない事態になってしまいますよ。

仲良くなっていない人にLINE IDを教えない

インターネット上で特定の相手と交友が深まってきたとしても、個人情報は簡単に教えてはいけません。どんなにインターネット上で信頼関係を築くことができても、それは現実での信頼関係とは異なります。

顔を見たことある、声を聞いたことがあるとしても信用できる人とは限りません。

顔も別人のものを使っているかもしれません。特に、異性とのやりとりを行うと、欲望から心理的油断が生まれます。個人情報の管理は厳重に行うようにしましょう。

LINE IDを悪用されているかも？と感じた時の対処法

既にLINE IDがインターネット上で悪用されている場合も考えられます。このような場合の対処法もLINEを利用されている方は知っておきましょう。

LINE IDを変更する

悪用されている恐れがあると感じる出来事があったのならば、LINE IDを変更してみてはいかがでしょうか。

LINE IDを変更することで、変なメッセージは来なくなりますよ。だからと言って、油断して流出しないように管理してください。

LINEのID検索機能をオフにする

次に、LINE IDを検索できないようにしましょう。

LINEにはID検索をできないようにする機能が搭載されているので、知らない人間に検索されたくないならば機能を有効活用しましょう。

本当に信頼できる人とは直接会って交換や信頼できる第三者経由などで交換することが安心です。

友達以外からのメッセージ受信を拒否する

LINEでは、友だち追加を行なっていないアカウントからも、相手が友だち追加を行えば、メッセージが届いてしまう仕組みです。

この設定を使用することで、自分が友だち追加していないアカウントからのメッセージを受け取らないようにできます。

最悪の場合はLINEアカウントを作り直す

上記の方法を試してみても、不安だったりする場合はアカウントを削除することをお勧めします。

LINEは友達や家族との連絡ツールとして欠かせない存在でしょうから、必要ならば作り直せば良いのです。連絡先の復活など、友達や家族ならば簡単にできます。

便利かつ楽しく使えるLINEを、不安なまま使用を続けるということは避けるようにしましょう。ですので、LINE IDの管理は厳重にお願いします。

まとめ：出会い系サイトはLINE IDを悪用されるリスクがある

出会い系サイトやマッチングアプリなどでのインターネットを通じた出会いは、以前ほど世間的な抵抗がなくなってきました。そのため、LINE IDなどの個人情報の交換への危機管理ができていないことに繋がります。

インターネット上では、どのような性格やキャラクターに化けることができるので、今あなたがやりとりしている相手は悪意を持つ人間かもしれません。

そうなると、教えたLINE IDインターネット上で悪用され、拡散されてることも考えられます。

このような嫌な思いや犯罪に巻き込まれないように、簡単にLINE IDをはじめとする個人情報を教えないようにしましょう。

欲望や勢いだけで教えて、後悔しても既に手遅れとなりますよ。安全かつ楽しくインターネットでの交友関係構築をしてくださいね。