コラム 2021/04/12 19:54:33

炎上するリスクを最小限に!炎上リスク診断を受けられるサービスを徹底解説

現代では大人はもちろんのこと、子供もスマホを持つ時代となり、誰もがインターネットに容易く触れることのできる世の中へと進化しました。

それに伴い、近年ではSNSの拡大が目立つようになりましたが、一方でSNSを通じたトラブルの発生も増加しています。

その一つとして挙げられるのが『炎上』です。

よく「ある芸能人が炎上した」というニュースを耳にしますが、それは我々一般人や企業にとっても他人事ではありません。

SNSは世界中の誰もが利用できる便利なものですが、その反面、誰もが常に炎上リスクを背負っているのです。

また、それは企業が意図していない形で炎上するケースも多いため、万が一の場合を考えて自社の炎上リスクを知っておく必要があります。

そうすることにより、未然に炎上を防ぐことができます。

今回は、そんな炎上リスクを減らす方法をみていきましょう。

炎上リスク診断を受けられるサービス

今やSNSを開設している企業は珍しくありません。

幅広い世代に自社をアピールすることのできるツールとして、多くの企業が利用しています。

しかし、使い方を一歩間違えれば炎上に繋がり、会社のイメージダウンにもなり兼ねません。

そのため、自社が炎上するリスクはどの程度あるのかを事前に確認するべく、『炎上リスク診断』を受けることをおすすめします。

《炎上リスク診断を受けられるサービス》
・炎上リスク診断サービス(アディッシュ)
・デジタルリスク対策(SOMPOリスクマネジメント)

アディッシュ:炎上リスク診断サービス

アディッシュでは、過去の事例をもとに炎上リスクを診断するサービス『炎上リスク診断』を提供しています。

企業の広報やマーケティング担当、プロダクトマネージャーなど、利用者は様々です。

《サービス内容》

まず、ヒアリングシートをもとに診断対象案件の情報を確認します。

その後、炎上事例データベースを駆使し、類似している事例の件数や拡散された範囲、拡散ドライバーとなったメディアの分析を行います。

対象案件における炎上リスク要素や炎上危険レベルを割り出し、その分析結果を分析レポートとして納品します。

《炎上リスク診断の提供までの流れ》

問い合わせ

ヒアリングシートの記入
(ヒアリングシートが送付されるので、それを記入して送り返してください。)

炎上事例データベースから類似している事例を抽出

レポートとして納品

《価格について》

料金は1案件につき50,000円(税別)です。

発注から3営業日で分析レポートが送付されます。

SOMPOリスクマネジメント:デジタルリスク対策

SOMPOリスクマネジメントでは、デジタルリスク対策のための様々なサービスを提供しています。

《サービス内容》

・内部脅威検知サービス

企業内のログデータや管理情報を駆使して「ヒト」の行動を解析。

そこから「異常行動」や、その「動機」「可能性」「兆候」を持つ人物を探知・可視化することで、未然にインシデントの発生を防ぎます。

新型コロナウイルスの影響によりテレワークが促進される今、「情報漏えい」「不正行為」などのセキュリティ事故の防止や従業員の働き方の可視化に活用できます。

・WEBモニタリング

120以上のネットメディアを24時間365日体制で監視することで、ネット上にあるリスク情報を収集し、早期に対応します。

また、万が一リスクが発生したとしても、鎮静化に向けての支援が施されます。

・ネット炎上リスク対策セミナー

ネット炎上に関するセミナーを提供しています。

全従業員に向けての「過去のネットリスク事例の学習」「ネットリスク予防についての学習」や、管理者に向けて「全従業員向け研修の内容や、危機発生時の具体的な対処などの解説」などを実施しています。

尚、これらのセミナーはWEBセミナーやe-ラーニング形式で実施されています。

炎上リスクを下げるにはどうすれば良い?

炎上はいつ、誰の身に起こるかわかりません。

自分は大丈夫だと思っていても、いつしかその対象者となっているかもしれません。

しかし、誰もができれば炎上なんてしたくないと思っているのではないでしょうか。

炎上するリスクを少しでも減らしたい、自分は絶対に炎上したくない、きっとそう強く思っているはずです。

では、炎上リスクを下げるためには一体どうしたら良いのでしょうか。

センシティブな世間の関心事は発信しない

どこの誰なのかわからないような個人のアカウントでさえ、モラルに反した写真や動画をSNSに載せてしまえば確実に炎上しますよね。

それが企業のアカウントであればなおさらのことです。

企業のアカウントは、すなわち会社の公式アカウントであり、そのアカウントを運営している担当者の個人のアカウントではありません。

個人の意思で好き勝手に投稿してしまえば、会社にとってマイナスになってしまう可能性があります。

そのため、自分の投稿次第で会社のイメージが大きく変わってしまうということを認識し、SNSをにぎわせる話題には触れないようにしましょう。

社員全体のネットリテラシーを上げる

社員全体のネットリテラシーを上げると、炎上リスクが下げられます。

どんな投稿をしたら炎上してしまう恐れがあるのか、よく考えればわかることですよね。

そのため、一人一人がインターネットの情報を正しく理解して、それを適切に判断し、運用できれば炎上することはないはずです。

SNSを投稿する際に、その投稿によって世間に何か悪いイメージを与えることはないか、一度よく考えてから投稿してみてください。

些細な行動かもしれませんが、それだけで炎上リスクは格段に下がるのではないでしょうか。

まとめ:炎上リスク診断を受けて炎上を回避

炎上によって一度悪いイメージがついてしまうと、そのイメージを振り払うことは容易ではありません。

最悪の場合、企業はそのまま信頼を失い、経営は難航を極めるかもしれません。

しかし、今回お伝えした通り、炎上リスクを知ってさえいれば炎上は未然に防ぐことができます。

会社を守るという意味でも、是非とも炎上リスク診断を受けて炎上から回避しましょう!

そして、一人一人が常に炎上という言葉を頭の片隅に置き、適切な判断のもとでSNSを利用するよう心掛けましょう!

smartentaで寄稿を行っています。 ネットセキュリティやネット問題を中心に執筆。 使用しているpcはwindowsですが、最近macに切り替えようか検討中。
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